「バレーボールの練習中に膝を痛めた、、」
「膝の痛みのせいで満足に練習も出来ない、、」
部活や趣味でバレーボールをやっている人を悩ませるのが膝の痛みです。
痛みが出るとプレーに影響を及ぼし最悪の場合長期的な休みを取らなければいけなくなります。
そうならないためには痛める原因とその対処法を知っておかなければいけません。
今日はバレーボールにおける膝の痛みの話をしていきます。
この記事の目次
バレーボールをしているとなぜ膝の痛みが出やすいのか
まずは痛みが出る原因からお伝えしていきます。
大きく分けて2つの原因があります。それはジャンプのし過ぎによるものと膝を捻る動きがあるためです。
ジャンプのし過ぎで膝の痛みが出るケース
まずはジャンプのし過ぎで痛みが出るケースです。着地する度に地面からの衝撃が膝に伝わります。
ジャンプする度に膝の軟骨や半月板には微小な損傷が起こっています。もちろんそれがすぐに痛みに繋がる訳ではありませんが。
少しの損傷が溜まっていきいつか痛みに変わってしまうのです。
もう一つの原因としては着地する度に膝を守ろうとして、まわりの筋肉が緊張してかたまってしまいます。
筋肉は緊張してかたくなるとそこから痛みを感じる様になります。
膝への衝撃で軟骨や半月板が損傷してしまう・その衝撃から膝を守ろうとするために筋肉が緊張するためです。
膝を捻り過ぎて痛みが出るケース
バレーボールは重心を前にして膝を曲げて構えています。それはどこにボールが来ても動ける様にそうしている訳です。
しかしその反面急な動きに対応しなければいけないので、膝に対して捻る力が加わりやすいです。
そうなると膝周りの筋肉や半月板、靭帯を損傷してしまう可能性が高くなる訳です。
膝の関節は曲げ伸ばしには強く出来ていますが、捻るという動作に関しては少し弱い構造になっています。
バレーボールをしている時に膝を痛めない為の対処法
痛める原因が分かった所で具体的に何をすれば膝を痛めなく出来るのかをお伝えしていきます。
大事なポイントは2つ。
・筋肉を普段からやわらかい状態にしておくこと
・バレーボールをする前とやった後にストレッチを入れること
この2つを意識していきましょう。
その理由としてはかたい緊張した筋肉でバレーボールをしたら痛めやすいという単純な理由です。
かたい筋肉は可動域も狭いので、無理が効きません。
その状態でプレーしているとすぐに膝を痛めてしまいます。
それを避けるために普段から筋肉をやわらかくしておくこと・バレーボールをする前後でストレッチをして筋肉にとって良い状態を作り出すことがとても重要になってきます。
膝の痛みが出てしまった場合の対処法
すでに膝の痛みが出てしまった。。
そんな時はRICE処置を徹底しましょう。
安静・冷やす・圧迫・挙上(足を心臓より高い位置に持ってきます)が基本的な対策です。
練習中や練習後に痛みが出た時はこの中でも冷やすという所に力を注ぎましょう。
他の3つももちろん大事ですが、一番大事なことを選べと言われたら「冷やす」ことです。
アイシングをなめたらいけません。
冷やす時は必ず氷で10分から15分程度冷やしましょう。冷たくなり過ぎたら少し患部から離すことを忘れないで下さい。
凍傷になる可能性があるからです。
そこはしっかりと守りましょう。
まとめ
バレーボールをしていると膝の痛みが出やすいのは、膝の周りの筋肉に過度な負担がかかりやすいこと。
そしてプレー中に膝を捻る動きが多いことにあります。
筋肉への過度な負担や関節や関節軟骨・半月板に捻る動作が多いことが膝の痛みに繋がる原因だということです。
それではどうすれば膝を痛めない様に出来るのか、それは普段から筋肉の緊張を取り除いておくことしかありません。
筋肉がやわらかいと膝の動く範囲も広がり怪我もしにくくなります。
そのためには練習前後のストレッチがとても大事です。
痛みが出てしまっている時は練習後に患部を氷でしっかり冷やしてあげましょう。
それだけで治りは確実に早まります。