「膝の痛みのために毎日コラーゲンを飲んでいるんです」
そんな方も多いと思います。効果が出ると思い込んで飲んでいる方もいれば、効いたら良いなぁ位の気持ちで飲んでおられる方もいらっしゃると思いますが。。
結論から申し上げるとコラーゲンを飲んでも膝の痛みは改善しません。
治った人というのはプラシーボ効果である可能性が高いです。
今日はその理由を説明していきたいと思います。
膝の痛みにコラーゲンは効果がない
今日は膝の痛みにコラーゲンが効くのか効かないのかお話をしていきたいと思います。
結論から言うと効かないです。
コラーゲンを飲んで膝の痛みを解消しようとしているあなたに是非とも読んでもらいたいです。
最近はコラーゲンを始めグルコサミン等を
摂取することにより膝の痛みがやわらぐという宣伝文句をよく見たり聞いたりされませんか??
そんな宣伝文句を真に受けてついつい
通販等でクリックして購入してしまう方も
多いのではないでしょうか。
そんなあなたにコラーゲンが膝の痛みに
対して効果があるのか無いのかを説明していきたいと思います。
そもそも膝の痛みに効くと言われているコラーゲンとは
ゼラチンとほとんど同じ成分だと言われています。
基本成分のほとんどはたんぱく質です。
動物の皮膚や骨、腱等の主成分です。
コラーゲンを摂取して吸収するときの
コラーゲンペプチドという物質が関節に
良い効果があると言われています。
膝の痛みに対しての効果は
今までは摂取したコラーゲンは胃や腸で分解されて効果がないと言われていたのですが、、
最近の研究ではコラーゲンペプチドという物質が体内でコラーゲンを作る時に助ける働きがあるという事がわかってきました。
コラーゲンは関節のクッションの主成分なのでコラーゲンを多く生成する事により膝の関節のクッション性が増し痛みがましになる可能性がある。
と言われています。
たしかに一定の効果がありそうですが、、
しかしそれにしても膝の痛みを治す程の効果はありません。
まず人間の関節は膝だけでは無いという事です。
コラーゲンを摂取したからといって全ての成分が膝にいくわけではありません。
効果がどこまで現れるかというと、ほぼないということです。
まだまだ研究が進んではっきりした
効果が実証されるまではコラーゲンのサプリに頼り過ぎないのが大事になってきます。
コラーゲンで痛みを治すというよりは
少し膝の痛みがましになればいいなという
位の気持ちで摂取されるのが望ましいです。
コラーゲンの摂取よりやらなければいけないこと
コラーゲンだけでは膝の痛みの完治は
難しいかなというのが正直な感想です。
しかし筋肉のマッサージやストレッチと
合わせて行う事により効果は増大する
可能性があります。
なのでコラーゲンだけに頼る事なく
膝の痛みを完全に治したければ筋肉のやわらかさを取り戻す事が必須になってきます。
まとめ
現段階で言える事はコラーゲンを摂取する事により膝の関節の痛みがましになるかというと、気持ちの問題です。
コラーゲン自体にそんな効果は期待出来ません。
しかし治ると思って飲んでいるとプラシーボ効果で治ることがあるという事実もあります。
精神的な効果は期待出来るので、治れば儲けもん位の気持ちで飲んで下さい。
なのでコラーゲンだけに頼る事なく筋肉に対するアプローチを必ず一緒にしていきましょう。