「イスから立ち上がる時に膝にズキっとした痛みを感じる、、」
膝の痛みを感じる瞬間というのは様々あると思います。
その中でも多いのが立ち上がる時の膝の痛みです。
なぜこの瞬間に痛みを感じるのか、痛みを感じなくするためにはどうしていけば良いのかを今日はお伝えしていきたいと思います。
なぜ立ち上がる時に膝の痛みを感じるのか
なんで立ち上がる時だけ痛みが起こるのか、なんか骨にでも問題があるのかなとか色々想像してしまいますよね。
しかし普通に立ち上がれているのなら、骨に問題はありません。
骨ではなくあなたの太ももの前側の筋肉に問題が起こっています。
立ち上がる時というのは、重心は身体の前側にいきます。後ろ側にあると立てないので必然の流れです。
その時に上半身の重さを支えるのが太ももの前側の筋肉です。
この筋肉の状態が良ければ立ち上がる時に痛みは起こりません。状態が悪いために痛みが起こるのです。
状態が悪いというのは、筋肉の力を100%発揮出来ていない状態だということです。
なぜ力を発揮出来ないのか。それは筋肉がかたくなり柔軟性を保てていないからです。
立ち上がる時に膝の痛みを感じるのは、本来の力を発揮出来ないかたくなった筋肉に体重がかかり支えられる限界を超えて痛みに変わる訳です。
膝の痛みなく立ち上がるためには
膝の痛みなく立ち上がるためには、筋肉に本来の力を発揮させてあげなければいけません。
それは柔軟性を取り戻して筋肉が緊張しない状態を作り上げることです。
そしてもう一つは立ち上がり方に気をつけることです。
筋肉の柔軟性を取り戻してあげるためには
そのためには筋肉をストレッチして柔軟性を取り戻してあげなければいけません。
勘違いして欲しくないのはスクワットなどの筋トレはしなくても大丈夫です。
ストレッチとスクワットの違いは負荷のかかり方に違いがあります。
負荷が強過ぎると筋肉は緊張状態に陥ります。なのでスクワットはしてはいけません。
立ち上がり方に気をつける
そしてもう一つ注意して欲しいのは立ち上がり方です。
やってはいけない立ち上がり方を先に言っておきます。
・目線を下に向ける
・ゆっくりと立ち上がる
この立ち上がり方は余計に太ももの前側の筋肉にストレスをかけます。なのでやめましょう。
立つ時は目線を上に上げて、素早く立ち上がりましょう。それが一番筋肉にストレスがかからない立ち方です。