「膝の痛みでジャンプする度に痛みが走る、、」
「膝の痛みで思うようにドリブルが出来ない、、」
膝の痛みで悩んでいるバスケットボール選手はかなりの数おられます。
なぜそこまで痛みが出やすいのか、痛みが出た時はどうすれば早く痛みを治せるのか今日はお伝えしていきたいと思います。
この記事の目次
バスケットボールで膝の痛みが出た時の対処法
バスケットボールをしていて膝の痛みを感じたらどうすれば良いか。
痛みが出た場面によって変わってきます。
バスケットボールをやっている最中に膝の痛みが出た
バスケットボールをやっている時に痛みが出た場合。例えばシュートの着地の時とか、走り出した瞬間とか、ディフェンスをしていて無理な体勢になってしまったり、色々な場面が想像出来ます。
そんな時は出来るならバスケットボールを中断して下さい。
しかし状況によっては大切な試合であったりするとそれが出来ません。
そんな時は痛みが出た後の対処が重要になってきます。
痛みが出ているという事は筋肉や靭帯に何らかの問題が起こっています。そこが傷付いてしまっていると患部は炎症を起こしている場合が大半です。
なので痛みが出た後は氷で冷やさなければいけません。
筋肉系の問題であれば冷やして安静にしていればほとんどの場合はそれで痛みが治まります。
それでも痛みが引かない場合は、靭帯や半月板を痛めている可能性があります。
そんな時は整形外科でレントゲン撮影をして下さい。
バスケットボールの練習前後に痛みが出る
バスケットボールをやっている最中ではなく、する前ややった後に痛みが出るというケースもあります。
動いている時は痛みを感じないケースです。
この時の膝の痛みの原因は、ほとんど筋肉系に問題があります。
筋肉に何が起こっているのかというと、練習のしすぎで疲労物質が溜まり筋肉がかたく緊張した状態になっています。
練習中に痛くないのは、ある程度動いていると筋肉の栄養である血液が流れて緊張状態というのが緩和されます。
緊張状態がない時というのは痛みを感じないと理解して下さい。
その点練習前後は身体をあまり動かしていないので筋肉は緊張してかたまった状態です、なので痛みが出るのです。
バスケットボールを膝の痛みなくするためには
バスケットボールで膝の痛みなくプレーするには筋肉の緊張がない状態をいかにして作り上げるかにかかってきます。
筋肉をいかにやわらかい状態にしてあげるかがとても重要です。
それではどうすればやわらかい状態をキープ出来るのかお伝えしていきます。
筋肉というのは温めたり、適度に伸ばしてあげたり、リラックスさせてあげるとやわらかくなります。
お風呂に入ってマッサージ
お風呂に入って太ももの前側を優しくマッサージしてあげて下さい。
この時のポイントは決して力を入れないことです。気持ちが良いマッサージを心がけて下さい。
痛いマッサージは逆に筋肉を緊張させてしまうので厳禁です。
ゆっくり・優しく・さするように・揺らしながらするのがおススメです。
そうすると筋肉に血液が入浴効果もありどんどん流れていきます。その結果老廃物も流されて筋肉の緊張は改善へと向かいます。
お風呂上がりにストレッチ
マッサージをした後は、温まった身体でストレッチをしてあげましょう。
体温が上がった状態でマッサージをしてあげると筋肉が伸びやすくなっているので、ストレッチの効果も倍増です。
ストレッチをして筋肉が伸びやすくなると、可動域(筋肉が伸びて動ける範囲)が広がりケガをしにくくなります。
筋肉の疲労物質も流れやすくなるのでとてもオススメです。
しっかりと睡眠を取って筋肉を回復させる
そして最後によく寝ましょう。
身体が最も回復するのは寝ている時です。この時筋肉の傷ついた場所が修復されています。
傷が治ると痛みが治ります。
筋肉の緊張状態というのは、筋肉が傷んでいる状態と同じです。
なのでしっかり睡眠を取り筋肉に回復する時間を取ってあげましょう。
バスケットボールをしていると膝の痛みが出やすい原因は
それではなぜバスケットボールをしている人に痛みが出やすいのか。
それは単純に膝の周りの筋肉にかかる負荷がとても大きいからです。
ジャンプ・シュート・ディフェンス様々な場面で膝には衝撃や捻る動きが加わります。
そしてその動きが積み重なることにより、筋肉が無理をして緊張状態が続き結果として痛みを感じる様になります。
その動きを制限することはなかなか難しいので、日々筋肉がやわらかい状態を保って痛みにくい筋肉にしておくことがとても重要になってきます。
まとめ
バスケットボールをしていて膝の痛みが出やすいのは、膝周りの筋肉に過度なストレスがかかるから。
それを避けるのはなかなか難しいので普段からいかに筋肉がやわらかい良い状態をキープ出来るか。
そのためには
・お風呂に入ってマッサージ
・お風呂上がりにストレッチ
・しっかり睡眠を取る
という点をしっかりやっていかなければいけない。
バスケットボールの練習中に痛みが出たら必ず氷で冷やすこと。
それをしておくと炎症が最低限に抑えられて回復しやすくなる。
練習前後の痛みは筋肉の緊張によるものの場合が多く、それは普段から筋肉のケアをしっかりしておくことが痛みの改善に繋がる。