「ヘルニアを一日でも早く治すにはどうすればいいですか?」
という質問を頂きました。昨日のブログでもお伝えしましたがヘルニアを治す方法はたくさんあります、今日はその中でも一番早く効果が出る方法をお伝えしていきます。
今日お伝えするのは
「ヘルニアを引っ込める治療ではありません」
「ヘルニアの痛みを早く治すための方法」
です。そこを誤解しないで下さい。
一番早くヘルニアの痛みを治すための方法とは「腰部の筋肉をやわらかくしてあげること」です。
ヘルニアを一日でも早く治す方法
ヘルニアの痛みを一番早く治す方法は腰の筋肉の緊張状態を取り除きやわらかくしてあげることです。
これ以外に大事なことはありません。
なぜ筋肉の緊張を取ることがそこまで大事なのかを説明していきます。
ヘルニアによって神経が圧迫されて痛みが出ているというのが世間の常識ですが、実は違うということが最近分かってきました。
ヘルニアの突出は痛みに関係ないという風にこれからは変わっていきます。
それでは何が痛みを引き起こしているのかというと、「筋肉の緊張」しかあり得ないのです。
背骨から出た神経は腰〜お尻〜太もも〜ふくらはぎにかけて続いていきます。
痛みや痺れが起きる時というのは神経に何らかの問題が起こっています、神経の走行を邪魔したり圧迫や引っ張る力を加える可能性があるのは筋肉しかないのです。
なので筋肉の緊張が神経の問題を引き起こし痛みが起きるのです。
それを証明するための患者さんの一例を挙げたいと思います。
30代の男性の患者さん
病院でレントゲン撮影の結果「椎間板ヘルニア」と診断されたこの患者さん。
痛み止めの薬を飲んだりブロック注射を打ったりと半年間病院での治療を受けたのに症状は全く改善しない。
手術はしたくないとのことで当院に来院されました。
この患者さんに対して当院で行った治療というのは筋肉の緊張を取り除く治療だけです。
その結果この患者さんは1ヶ月足らずで痛みがなくなりました。
たしかに病院の先生が言うように「レントゲンにヘルニアが写っているので椎間板ヘルニアですね」
そうおっしゃる気持ちも分かります。たしかに写真に写っているので椎間板のヘルニアであることは間違いないです。
しかしヘルニアが神経を圧迫しているからといって、それが痛みに変わるという可能性はかなり低いです。
椎間板ヘルニアの本当の痛みの原因は、筋肉の緊張にあります。
背骨から出ていった神経の経路の途中で、筋肉がかたくなったものがその経路を圧迫・遮断しているので痛みが出ているのです。
ヘルニアの痛みの原因である筋肉の緊張を取り除く方法
それではここからは具体的な方法をお伝えしていきます。
筋肉の緊張状態を取り除くためには大きく分けて2つ方法があります。
それはご自身で頑張る方法と誰かの力を頼る方法です。
自分で筋肉の緊張を取り除く
自分で頑張りたいというあなたにおすすめなのは、有酸素運動とストレッチです。
・有酸素運動
ランニングやウォーキングがこれに当たります。これを頑張ることにより身体全体に血液や酸素が流れ出します。
血液や酸素は筋肉の栄養分なので、その栄養が行き渡ると筋肉の中は栄養が豊富になり緊張状態からの改善が見込めます。
・ストレッチ
かたまった筋肉を伸ばして柔軟性を高めてあげるのがストレッチの役割です。
腰椎椎間板ヘルニアの場合なら、腰や足のストレッチが有効になってきます。
これをすることによりかたくなった筋肉がどんどんやわらかくなっていきます。その結果神経の圧迫が改善されて痛みは改善へと向かいます。
誰かの力を借りて筋肉の緊張を取り除く
筋肉の緊張を取り除くための一番の方法はマッサージを受けることです。
あまりにかたくなってしまった筋肉をやわらかくするためにはかなりの腕がいります。
マッサージといっても受ける場所はけっこうあるのでどこで受けるかがとても重要です。
・病院のリハビリ
・整骨院
・整体院
・リラクゼーションマッサージ
などがあります。
個人的なおすすめは整体院です。その理由はまた他のブログで書いていこうと思います。
まとめ
ヘルニアの痛みを取る治療法で一番早く効果が現れるのは、筋肉の緊張を取り除く方法です。
自分で頑張る方法と誰かに任せる方法がありますがこれはご自身に合った方法を選んで下さい。
個人的なおすすめは整体院でのマッサージ治療を受けることです。