ロードバイクに乗っている時の膝の痛みの原因
京都市北区慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
つい先日、ロードバイクに乗っている患者さんが膝の痛みを訴えて来院されました。
ここ数年ロードバイクに乗っている方が増えて来ている影響もあり、膝の痛みを感じておられる方も多いんではないでしょうか。
ペダルを漕ぐ時に痛みがあると楽しくないですよね、、
本当はもっと乗りたいのに痛みがこれ以上強くなるのは、、
ロードバイクに乗りたいけど安静にしていなければいけないのは本当につらいと思います。
今日はなぜロードバイクに乗っている時に膝の痛みが出るのか
その原因をお話していきます。
原因が分かればその原因を取り除けば痛みはなくなるのでしっかりと理解していきましょう。
先に答えをいいますが、ロードバイク中の膝の痛みの正体は何かしらの原因で筋肉が損傷しています。
なぜ筋肉が損傷していくのかをこれから詳しく説明していきます。
ロードバイクに乗っている方が筋肉を痛める原因とは
筋肉の損傷が膝の痛みに繋がるのですが、そもそも筋肉を痛める原因とは何なのか説明していきましょう。
・自転車のペダルの漕ぎ方
・筋肉の疲労の蓄積
・ロードバイクの時や普段の姿勢の悪さ
この3つがポイントになってきます。
一つずつ説明していきますね。
1、自転車のペダルの漕ぎ方
ロードバイクではペダルの踏み込みが非常に大切になってきます。サドルの高さも関わってくるのですが、ペダルの位置によって無駄な力が足の筋肉にかかってきます。
その力がかかり続けることで損傷してしまう訳です。
注意することはペダルを漕ぐ時の足の甲とかかとの位置の高さです。
漕いでいてペダルが一番下の位置に来る時に、足の甲がかかとより下の位置に来ていないといけません。
なぜかというと甲がかかとより高い位置になっていると、スムーズにペダルが回せません。余計な力が入ることになるからです。
余計な力が入ると足の筋肉がかたくなり膝の痛みに変わってしまいます。
基本的なことですがとても大切なことです。
2、筋肉の疲労の蓄積
ロードバイクに乗っていて最初はいいけど、時間が経ってくると痛くなって来たという経験はありませんか!?
その場合筋肉の疲労が筋肉をかたくしてしまい、痛みに変わっている可能性が大です。
ペダルを漕ぐ時に使う主な筋肉は大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前側の筋肉です。
ペダルを踏み込む時に一番頑張ってくれている筋肉です。
この筋肉が長距離ライドになってくればくるほど、疲労してきます。疲労した筋肉には乳酸という疲労物質が溜まります、
この疲労物質が溜まっていくと筋肉のかたさにつながります。
筋肉のかたさ=筋肉に微小な損傷がある状態
と理解してもらって大丈夫です。
3、ロードバイク時や普段の姿勢の悪さ
ロードバイクに乗っている時の姿勢というのはとても大事です。胸を張ったキレイな姿勢が良いと思っている方も多いのではないでしょうか??
しかし実はこれが大きな間違いです。
ロードバイクに乗っている時の正しい姿勢とは、
・背中や腰を軽く前傾姿勢
・骨盤を立たせる
この2つがとても大事になってきます。
背中や腰を軽く前傾姿勢にすることの意味は、重心が前になることで前に進もうとする推進力が得られる。
背中や腰がピンと上に伸びた状態というのは、背中や腰の筋肉が後ろに反ってしまうため筋肉が緊張状態になりこの状態が長時間続くとお尻、太ももの裏側の筋肉にまでかたさがひろがります。
その結果膝の痛みにつながります。
そして骨盤を立たせるというのは、坐骨で身体を支えるイメージです。
骨盤が立たずにねてしまうと身体の重心は後ろになってしまいます。重心が後ろにあるのに、ロードバイクは前に進もうとしていると必要以上の筋力が必要になり筋肉の損傷に繋がります。
普段の姿勢でも同じことが言えます。
腰が反った反り腰の状態になると腰から足の筋肉がかたくなったり、骨盤がねた状態で重心が後ろにあるのに前に進もうとすると筋肉が頑張らなくてはいけません。
その結果、日常生活をしているうちに筋肉に微小な損傷が日々起こりかたくなった状態でロードバイクに乗ると余計に筋肉がかたくなり膝の痛みに繋がります。
ロードバイクに膝の痛みなく乗るためには
ロードバイクに膝の痛みなく乗るためには、まずは筋肉のかたさを取らないといけません。
そのためには普段から筋肉のケアをしておかないといけない訳です。
ご自身で出来ることは毎日の入念なストレッチやマッサージをせめて膝周りの筋肉に対して行う。
そして普段の姿勢に気をつけることです。
意識することは、坐骨で座るイメージです。立っている時も過度な猫背や反り腰にならない様に意識しておくだけで筋肉の緊張の緩和につながります。
ロードバイクに乗っている時はペダルの位置と走行中の姿勢、疲れない乗り方に
注意することが必要になります。
ペダルの位置は、ペダルが一番下の位置にある時に足の甲よりかかとの方が上にあること。
走行中の姿勢は、軽い前傾姿勢と骨盤を立たせるイメージを持つこと。
疲れない乗り方とは、、
普通にロードバイクに乗っていると、大腿四頭筋という名前の筋肉を過度に使うことになるので、その筋肉ばかり使っているとすぐに筋肉を痛めてしまいます。筋肉にかかる負担を取り除いてあげることが膝の痛みなくロードバイクに乗るための絶対条件です。
まとめ
ロードバイクに乗っている時に膝の痛みを感じる原因は、筋肉を損傷しているからです。
漕いでいる時だけに損傷が起きる訳ではなく、日々の生活の中で足回りの筋肉の緊張がある方が損傷しやすいです。
ペダルの位置や乗っている時の姿勢、疲れない乗り方をマスターして膝の痛みのないロード生活を送って下さい。
等持院駅前整体院には、ロードバイクに乗っていて膝の痛みを感じ出された方が来院されます。
膝の痛みがある方は、こちらのページをご覧下さい。