椎間板ヘルニアを悪化させないために大事なこと
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
椎間板ヘルニアの症状をお持ちのあなたへ
もしかしてこんなことをしていませんか??
立ったまま床から重い荷物を持ち上げる
長時間ずっと同じ姿勢でテレビを見ている
30分以上立ちっぱなしで仕事や家事を続けてしまう
あなたのその行動一つ一つが椎間板ヘルニアの症状を強めています。
背骨にかかる圧力が強まってしまうと椎間板から飛び出している髄核が
余計に外に飛び出していきます。
知らないうちにあなたの行動が痛みや痺れを悪化させています。
これ以上痛みで苦しまない様に、悪化させないために何が大事かを今日のブログに書いていきます。
椎間板ヘルニアを悪化させてしまう大きな原因
まずは椎間板ヘルニアを悪化させてしまう大きな原因からお伝えしていきます。
ヘルニアは背骨にかかる圧力が高まった時と、背骨の周りの筋肉や靱帯に強い負担がかかった時に悪化します。
背骨にかかる圧力というのは、背骨の上から下に向けてかかる圧力・左から右に向けてなどの横向きの圧力・骨が捻れる様な動きをした時の回旋方向の圧力などがあります。
椎間板ヘルニアの症状を悪化させてしまう一番の圧力は、背骨の上から下に向けてかかる圧力です。
地球には重力というものが存在します。人には常に上から下に向けての圧力がかかっている訳ですが、この圧力が高まってしまうと痛みや痺れが悪化してしまいます。
例えばジャンプをして着地をした瞬間を思い出して下さい。
頭からの下に向けた力と地面から頭に向かっての上向きの力が背骨の中でぶつかり合っていますよね。
これが背骨の上から下に向けての圧力が高まる例です。リュックを背負った時もそうですよね。リュックの重みで上から下に向けての圧力が高まっています。
他にも色々とありますが、椎間板ヘルニアを悪化させてしまうのは背骨にかかる上から下に向けての圧力だということを覚えておいて下さい。
次は背骨の周りの筋肉や靱帯に強い負担がかかる時です。
この負担には2種類あります。
瞬発的にかかる負担と持続的にかかる負担です。
瞬発的にかかる負担の例を挙げると、くしゃみをした時というのが分かりやすいかもしれませんね。くしゃみをする瞬間というのは、腰の筋肉に一瞬の間にすごい力がかかっています。
その瞬間腰の筋肉は一瞬の間にかたまります。
持続的にかかる負担としては長時間座っていたり、立っていたりする時に腰の筋肉にかかる持続的な力です。決して強い力ではありませんが、姿勢を維持するために筋肉に弱いストレスが長時間かかっています。
椎間板ヘルニアを悪化させてしまうのは、筋肉に関していえばこの2つのうちのどちらかです。
骨に関していえば上から下に向けてかかる圧力、筋肉や靱帯に関していえば瞬発的にかかるものと持続的にかかるもの。
この3つが椎間板ヘルニアを悪化させてしまう主な原因です。
椎間板ヘルニアを悪化させないために
ヘルニアを悪化させないためには上に挙げた3つのことをやらないことです。
骨に関していえば重い物を背負ったりしない。猫背や反り腰の姿勢にならない様に意識をする。バスケットボールなどのジャンプを頻繁にする様なスポーツは痛みが治まるまでは我慢する。
筋肉に関していえば、腰を急激に捻ったり、重い物を持ち上げたりしない。同じ姿勢が30分以上続かない様に意識的に姿勢を変えて筋肉や靱帯にストレスがかからない様にする。
まずはこの辺りから意識して始めてみて下さい。
まとめ
椎間板ヘルニアの症状を悪化させてしまうのは、背骨にかかる上から下に向けての圧力、筋肉にかかる瞬間的な力や持続的な力です。
この3つを意識して下さい。
ここを意識出来ていないからあなたのその症状が起こってしまっています。
背骨や周りの筋肉や靱帯にストレスをかけなければ、椎間板ヘルニアが悪化するのをかなりの確率で防いでいけます。
等持院駅前整体院には、椎間板ヘルニアの症状で悩んでおられる方が多数来院されます。
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