坐骨神経痛は足首を治療することが大事
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
今日は坐骨神経痛の痛みを改善していく方法として、足首から治していく方法をご紹介していきます。
坐骨神経痛は主に腰や足の痛みや痺れを訴える症状なのにどうして足首を治療していくのか疑問に思われる方も多数いらっしゃると思います。
しかし実際に坐骨神経痛の症状があり、腰をいくら治療しても改善しなかったものが足首を治療してあげると治ってしまったというパターンが多くあるのが事実です。
なぜそうなっていくのかを今日はブログで説明していきます。
あなたも坐骨神経痛の症状で悩んでおられて、どこの病院や整形外科に行っても治っていないのならこの記事はしっかり読んで下さい。
足首の役割とは!?
坐骨神経痛と足首の関係を説明していく上で、足首の役割を先に理解していなければいけません。
足首というのは、脛骨と腓骨、距骨、踵骨という骨で出来ています。それぞれの骨は靱帯によって繋がって動きが制限されています。
よく聞く足関節の捻挫はこの靱帯を無理に伸ばしてしまい痛めてしまった状態です。
話を戻して、上に書いた骨同士が連動して、足首の動きは成り立っています。
足首の動きは複雑な動きをしています。足首を上にあげたり、下にさげたり、内側に動かしたり、外側に動かしたり、内側に捻ったり、外側に捻ったり、ぐるぐるまわしたり、
知らないうちにこれだけの動きをしてくれている訳です。
主な役割は、
・歩行や走る時に使う
・地面からの衝撃を吸収する
・体重を支える
この様な大事な役割を持っています。
足首に歪みがあると!?
それでは足首に歪みがあると身体にどんな影響があるんでしょうか。
なかなか足首の歪みを意識されて生活している方もおられないかなと思いますが、、
足首の歪みは距骨と踵骨という骨の歪みであることがほとんどです。
代表的なものは距骨と踵骨が外側に傾いているパターンです。O脚傾向にある方に特によく見られます。
逆のパターンで、距骨と踵骨が内側に傾くこともあります。こちらはX脚の方に多く見られます。
外側に傾いている方が多いので、そうなると身体にどんな影響があるかをお伝えしていきます。
足首が外側に傾くと、足の重心は身体の外側になります。こうなってくると太ももの外側とふくらはぎの外側の筋肉が緊張します。
筋肉の緊張が、足首→ふくらはぎ→太もも→お尻→腰と上にあがっていきます。
こうして痛む箇所がどんどん増えていくという訳です。
坐骨神経痛と足首の関係性
それでは本題の坐骨神経痛と足首の歪みの関係性をお話していきたいと思います。
坐骨神経痛とは、腰の骨から足先に向けて走行している坐骨神経というものがなんらかの原因で圧迫されて、腰や足に痛みや痺れの症状が出ている訳です。
坐骨神経を圧迫しているほとんどの原因は、骨の変形などではなく筋肉がかたくなってしまったことによる圧迫が原因で起こっています。
なので痛みを改善するためには、筋肉の緊張を解いてあげる必要があります。
腰や足の筋肉の治療を頑張って、筋肉がゆるまりかけたとします。でも最後まで取り切れない。
なぜかなと考えると足首に原因がパターンが本当に多くあります。
上にも書きましたが、足首の歪みから来ている筋肉の緊張はいくら腰を治療しても治らないのです。
足首(特に距骨と踵骨)が外側に傾くことによって起こる筋肉の緊張が、腰、お尻、太もも、ふくらはぎに起こっているから坐骨神経の通り道である筋肉が緊張してしまいます。
その結果坐骨神経がかたい筋肉に圧迫されて痛みや痺れが起きている訳です。
足首を正しい位置に戻してあげると、そこを起因としている筋肉の緊張がやわらぎます。
緊張がやわらぐことにより、坐骨神経の圧迫がなくなり結果的に痛みや痺れがなくなるのです。
どうすれば足首の歪みがなくなるのか
それでは今日は足首が外側に傾くタイプの改善方法をお伝えします。
改善方法は3つあります。
・筋肉をゆるめるマッサージ
・歩き方の改善
・サポーターの使用
この3つを同時にする位じゃないと足首の歪みは治りません。
・腰から足の外側の筋肉をマッサージでゆるめてあげる。
・ガニ股の歩き方をやめて真っ直ぐに歩く
・サポーターを使い足首が外側に傾くのを防止する
坐骨神経痛の症状がなかなか治らないという人は、足首に目を向けてもらって一日でも早くその痛みから改善されましょう。
追伸
等持院駅前整体院には坐骨神経痛による、腰や足の痛みで悩んでおられる方が多数来院されます。
今の痛みが出ている原因をしっかり解明して、治療に当たっています。
坐骨神経痛でお悩みの方は、こちらのページをご覧下さい。