加齢によって膝の痛みが出るのはしょうがないのか??
今日は年齢を重ねると膝の痛みが出るのはしょうがないのか
どうなのかをお伝えしていきたいと思います。
40代を過ぎると出てくると言われている膝の痛み、、
年のせいだからしょうがないんでしょうか??
何歳になっても膝の痛みなく過ごされている人と痛みが
出る人はなにが違うのか??
今日はそこをお伝えしていきたいなと思います。
膝に痛みが出る人と出ない人の差は!?
それでは具体的になにが違うのか。
そこを知ることによって膝の痛みを出にくくさせることが
出来るので一緒に考えていきましょう。
その前にまずは加齢に伴って膝にどの様な変化が起こるのか
伝えていきたいと思います。
膝の関節には関節液と呼ばれる潤滑油が中に入っています。
関節を滑らかに動かすための液体と考えてもらえれば大丈夫です。
この関節液が加齢と共に減少していきます。
関節液が減少するとどうなるかというと
膝を曲げたり伸ばしたりする時に膝の関節軟骨が擦れ合う確率が高くなります。
関節軟骨が擦れ合ってしまうと関節を構成する骨が少しずつ削られていきます。
一度や二度の摩擦では削られませんが、一日、一週間、一ヶ月、一年、十年、、と
月日を重ねていく毎に少しずつ削られていくわけです。
見事に変形性膝関節症の完成です。
次に考えなくてはいけないのは筋肉の問題です。
膝周りの筋肉量というのは年齢を重ねる毎に減少していきます。
20代をピークに筋肉量は減少の一途です。
筋肉量の低下と同時に筋肉の柔軟性も年々低下していきます。
柔軟性が無くなるとどのような影響があるでしょうか??
筋繊維を無理やり伸ばすことになるので筋肉も断裂しやすくなります。
簡単に言うと少しの無理な動きでも筋肉を痛めてしまうわけです。
加齢によって身体に起こる変化というのは
関節の変形と筋肉の萎縮です。
それでは基本的な事が分かってもらったところで
膝に痛みが出る人と出ない人の特徴をお伝えしていきます。
加齢によって膝に痛みが出ない人の特徴とは
・イスでの生活と床での生活をバランスよく行っていた
・適度に足を動かす運動をしてきた
・バランス良く食事を摂っている
・睡眠は一日六時間以上取っている
・エレベーターやエスカレーターに頼らずに階段を使うクセがある
・日頃から膝の曲げ伸ばしを意識的にするクセがある
・姿勢がピンと伸びている
・普段から正座をする機会が多かった
上に挙げた生活習慣を行なってきた方は膝の痛みが出にくい方です。
ポイントとしては膝の関節の曲げ伸ばしをしっかりと
行なってきた。適度な運動を取り筋肉の量が最低限備わっている。
背中が曲がっていないので足にかかる負担が少なかった。
睡眠をしっかりと取って筋肉に疲れをためていない。
関節と筋肉に負担がかかっていないというのがポイントです。
加齢によって膝に痛みが出る人の特徴
・骨盤に歪みがあり上半身と下半身のバランスが悪い
・O脚やX脚である
・足をよく組んでしまうクセがある
・体重が平均より重い
・イスでの生活が多い
・バランスの良い食事を摂れていない
・睡眠不足気味である
・エレベーターやエスカレーターをよく使う
・膝をしっかりと曲げる機会があまり無い
・猫背の姿勢である
・タバコをよく吸っている
・全く運動をしていない
ポイントとしては膝周りの関節や筋肉をしっかり使えていない。
そのために関節や筋肉に疲れがたまるがそれがなかなか消えない
生活習慣が身についてしまっている。
膝に変形をきたすライフスタイルである。
膝の関節や筋肉に悪い習慣が多いですよね。
この少しの差が積もりに積もって膝の痛みが出る人と
出ない人とを作ってしまいます。
加齢による膝の痛みはしょうがないのか??
膝の痛みが今ある人でもない人でもしょうがないということはありません!
生活習慣を変えればほとんどの膝の痛みはどうとでもなります。
意識しておかないといけないのは膝の関節と筋肉をしっかりと動かすこと。
そして関節や筋肉に疲れをためないことです。
上に挙げた加齢によって痛みが出ない生活習慣を生活に取り入れてもらい
膝の痛みに悩まない身体を手に入れて下さい。
まとめ
膝に痛みが出る人と出ない人との決定的な差とは
一番の差とは日頃からの身体に対する意識の差です。
その小さな差が積もり積もって膝に痛みが出る人と出ない人を分けていきます。
ポイントは自分の身体にどれだけ興味が持てるかどうかだと思います。
意識の差なので今日からすぐに変える事が出来ます。
今膝に痛みがある方も今日から意識を変えてみて下さい。
半年、一年後驚きの変化が起こっていると思いますよ。