坐骨神経痛の方にオススメの座り方教えます。
今日は坐骨神経痛の症状がある方に良い座り方をお伝えしていきたいと思います。
そもそも座り方には様々あります
・正座
足の甲を床につけて太ももの裏側とふくらはぎをくっつけて座る座り方です。最近はイスでの生活が増えたために正座をする機会が減っています。
正座をすることのメリットは背中が曲がりにくいことです。背中が丸くならないことで上半身の背中側の筋肉が緊張することがないということです。
デメリットは膝から下の血流が阻害されやすく足が痺れてしまうことです。足が痺れてしまう前に一度起き上がったりして血液を流してあげましょう。
・あぐら
左右の足をくの字に曲げて座る座り方です。左右の骨盤に均等に圧が加わりやすく骨盤に歪みが生じにくいです。しかし注意しなくてはいけないのは背中が丸くなりやすい点です。
背中が丸くなると腰の筋肉にストレスがかかりかたくなってしまいます。そうなってくると坐骨神経痛の方にとってはあまり好ましい座り方ではありません。
・横座り(お姉さん座り)
両足を揃えてくの字にし足先を左右どちらかに流す座り方です。この座り方をすると上半身がくの字になってしまい左右のどちらか一方に重心が寄ってしまいます。
これもあまりオススメ出来る座り方ではありません。
・女の子座り(アヒル座り)
左足が逆くの字で右足がくの字になった座り方です。上から見ると英語のXの様な座り方になっています。
この座り方は腰や股関節、膝の関節を痛めやすい座り方なのでやめましょう。
・イスに座る
最後にイスに座る場合ですが座り方によって良くも悪くもなります。
正しいイスの座り方とはイスに深く腰かけます。背もたれにしっかりと背中から腰までをくっつけます。そして目線は真っ直ぐにして下さい。良い姿勢をしようと思わなくていいので体重を背中から腰にかけて力を抜いて座りましょう。
イスに浅く座ってしまうと骨盤が寝てしまい丸まった姿勢になってしまうのでやめて下さいね。
足を組みながら座るのもやめましょう。左右の骨盤のずれにつながります。
坐骨神経痛の症状がある方にオススメの座り方
上に挙げた中で坐骨神経痛の症状がある方にとって普段のない座り方は正座とイスに座るものになります。
正座が良い理由としては背中から腰の筋肉に負担がかからないのが一番の理由です。骨盤が歪んでしまったり、身体のバランスが左右どちらかに寄ってしまうことの一番のデメリットは左右どちらか一方だけの筋肉に負荷がかかりかたくなってしまうことです。
坐骨神経痛の症状が出てしまう理由というのは坐骨神経が筋肉によって圧迫されてしまうのが一番の理由です。
なので背中から腰にかけての筋肉がかたくならないことが坐骨神経痛の方にとっての良い座り方だと考えています。
イスに座る座り方も間違った座り方をしない限りは腰の筋肉が緊張することはすくないです。
しかしイスに座る時というのはどうしても気が抜けてしまい浅く座ってしまったり、足を組んだりしてしまうものです。
正座する時よりもしっかり気をつけなければいけないです。
まとめ
坐骨神経痛の症状がある方にとって良い座り方というのは背中から腰にかけての筋肉にが緊張しない座り方です。
正座とイスに正しく座ることが出来れば筋肉への負担は減ります。
筋肉への負担が減るということは筋肉がかたくならないということです。
筋肉がかたくなければ坐骨神経痛の症状も出にくくなります。
正座でもイスに座るどちらでも大丈夫ですが背中から腰にかけての筋肉が緊張しない座り方を意識しましょう。