椎間板ヘルニアになってしまいそこから飛び出したものが神経を圧迫してしまい、痺れが出ている。
これが今までの常識でした。
実はあなたがそう思い込んでいる常識は間違っています。圧迫していても痺れは出ません。
もちろん中には椎間板ヘルニアが原因で痺れが出ているパターンも極少数存在しますが、かなりまれです。
痺れが出ている本当の原因を今からお伝えしていきたいと思います。
この記事の目次
あなたが思い込んでいるその痺れの原因は間違っています
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
あなたは今この様な症状でお悩みではないですか!?
腰から太もも、ふくらはぎにかけて痛みや痺れが出ている
イスから立ち上がる時に腰に痛みが出る
お尻の辺りにズキズキとする痛みを感じている
腰や足の痛みが気になって夜眠れない
少し歩くと足に痛みが出てくる
椎間板ヘルニアと診断された方はこの様な悩みをお持ちだと思います。
あまりの痛みで整形外科を受診してレントゲンやMRIを撮影すると、椎間板から飛び出した髄核が神経を圧迫している画像を見せられます。
そしてあなたは先生にこう診断されます。
「この部分が飛び出して神経を圧迫しています。これは椎間板ヘルニアが痺れの原因ですね」
なるほど。そうなのか。この飛び出しがなくなれば痺れは消えるのか。
あなたはそう思います。
しかし病院でされる治療といえばリハビリや電気、痛み止めの注射や飲み薬、湿布を出される、、対症療法のみです。
レントゲンを撮った意味はなんだったのか。そこに対しての治療はしないのか。
飛び出した部分への治療はせずに他の場所ばかり治療している。
痛みはどんどん強くなってくるのに先生は何もしてくれない。
もう手術しかないのかな、、あなたはそんな気持ちになってしまいます。
整形外科では
神経の圧迫=痛みや痺れの原因とされています
これは間違いです。
最近当院にこんな患者さんが来院されました。
「5年程前に腰に激痛があり整形外科を受診、そこでMRIを撮影した結果椎間板ヘルニアと診断された。痛み止めや薬を1ヶ月位飲んだ結果痛みは改善せずに先生には手術をすすめられる。
どうしても手術はいやだったので痛み止めを飲み続けた結果いつの間にか痛みは消失。それから4年間は無症状。
それが半年前にまた腰に激痛が走り整形外科を受診。また椎間板ヘルニアと診断されて手術をすすめられる。
この患者さんは断固拒否して当院を受診されました。」
初回での問診でのお話です。
何かおかしいですよね。この患者さんは4年間無症状だったんですよ。
この間に椎間板ヘルニアはなくなっていたのでしょうか。
そんなはずはありません。この患者さんはずっと神経が圧迫されていたのに痛みがなかったんです。
この患者さんは当院で1ヶ月治療を受けられた結果無事に症状が改善しました。
私は神経の圧迫部分には全く治療をしていません。
神経は圧迫されたままなのに症状は改善されました。不思議なものですね。
あなたはまだ信じられないかもしれません。
しかしあなたが思っている常識は間違っています。神経の圧迫が痛みや痺れの原因ではないのです。
病院の先生に質問をしてみましょう
「椎間板から飛び出した髄核が神経を圧迫していても無症状の人がいるみたいですが私もそうじゃないですか??」
この質問に答えられない先生ならあなたは今すぐに他の先生を探しましょう。
整形外科の先生はたくさん学んできておられます。しかしながら教科書通りのことしかやらない先生がたくさんおられるのも事実です。
人の身体は教科書通りにはいきません。
実際痛みの原因なんてどこにあるのか人それぞれ違います。
その違いをしっかりと見つけていかないとあなたのその痺れはなくなりません。
大事なことは、なぜ椎間板ヘルニアの症状が出ているのかあなた自身が考えること
神経を圧迫しているのが事実でも、、
・朝痺れがあるけど夜はないな
・運動をしていたら痺れが出ない
・お風呂に入ったらましになるな
・安静にしていたら痺れないな
この様に状況によってあなたの痺れに変化があるなら、それは神経が圧迫されて痺れが出ているのではありません。
椎間板ヘルニアと診断された方は、痛みがあるかないか、痺れがあるかないかでしか自分の現状を理解していません。
よくよく考えたら一日の中でも症状に変化はありませんか!?
もしそうならあなたの痺れは神経の圧迫が原因ではありません。
椎間板ヘルニアを改善するために必要なこと
それはあなたの考え方を治療することです。
当院ではまずあなたの頭の中から整理していきます。
ヘルニアの部分が神経を圧迫しているから痺れを出しているという考え方を変えてもらいます。
事実そうじゃないからです。
あなたの今の症状を出しているのは、あなたの身体の使い方に問題があるからです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
あなたはなぜ椎間板ヘルニアになってしまったのか?
なぜ腰や足に痺れがあるのか?
そこを深く考えていかないと、椎間板ヘルニアによる痺れと思い込んでしまっているあなたの痺れは改善していきません。
まずはその考え方を変えていきましょう。