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椎間板ヘルニアにブロック注射を打っているあなたへ
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
椎間板ヘルニアの治療法にブロック注射というのがあります。
簡単に言えば痛み止めの注射です。あなたもされたことがあるかもしれません。
今日はこのブロック注射を打つことで起こるメリットとデメリットをお伝えしていきます。
結果的にブロック注射は打たない方が良いんですが、その理由も説明していきたいと思います。
ブロック注射とは
それではまずはブロック注射というのはどういうものか説明していきたいと思います。
その名の通り神経が感じる痛みをブロックしてしまう注射です。
椎間板ヘルニアの場合、腰椎(腰の骨)のにある神経の根元に注射を打ちます。この根元から腰や足への神経が出ているので、元から痛みを感じなくさせることが出来ます。
その効果が持続するのは、数日から数週間と言われています。ここは個人差があります。
簡単に言えば数日から数週間痛みを麻痺させている訳です。
炎症も抑えられると言われていますが、炎症が起こっている原因も特定せずに一時的に炎症が引いてもまた今までと同じ生活習慣を送っていると再発します。
ブロック注射のメリットとデメリット
それではブロック注射のメリットとデメリットをお伝えしていきます。
メリット
・痛みを感じなくすることが出来る
・一時的に痛みが消えることにより精神的に安定する
デメリット
・時間が経てば効果がなくなる
・打ち続けると効果が出なくなる
・根本的な痛みの原因がなくならない
・お金がかかる
・痛みが消えたと思い身体を前と同じ様に動かすと炎症が強くなる
・何回も病院に行かないといけない
・注射の効果が消えるとまた痛みが出てくるので不安になる
メリットとデメリットを比べたらデメリットの方が確実に多いです。一時的な効果しかなく、痛みの根本的な原因を消すことが出来ないのが一番のデメリットです。
椎間板ヘルニアに対してブロック注射をしない方が良い一番の理由
椎間板ヘルニアの方がブロック注射をしてはいけない一番の理由をお伝えしていきます。
ブロック注射をすることで痛みが一時的に消えてしまうことが一番の問題です。
注射をして痛みが消えると人は安心してしまい、痛みが出てしまった根本的な原因を考えなくなってしまいます。
そんなことをしているとまた痛みはぶり返してきます。それも以前より強い症状としてあなたに襲いかかります。
椎間板ヘルニアが起こる根本的な原因って考えられたことがありますか??
ここを理解せずに、ブロック注射で一時的に痛みを感じなくさせても効果が消えれば症状はまた出てきます。
それは根本的な原因をあなたが理解していないからです。
病院ではブロック注射には、炎症を抑える効果があるから一時的な痛みしのぎではないと説明されます。
それではその炎症がどこから来ているか教えてもらっていますか。
そんなことはきっと教えてもらっていないと思います。
椎間板から飛び出した髄核が神経にずっと触れているから炎症が起きる??
なぜ髄核が飛び出しているんですか??
年齢のせい??
違います。全く違います。
みんながみんな椎間板ヘルニアの症状で悩んでいますか??
悩んでいませんよね。
人それぞれ椎間板ヘルニアが起こってしまうことには理由があります。
それは骨の問題の方もいれば、実は筋肉に炎症が起きているから痛みが起きている人もいます。
そこの原因をしっかり考えていけば、あなたの椎間板ヘルニアの症状は改善します。ブロック注射で痛みや原因をぼやかすのはやめましょう。
まとめ
椎間板ヘルニアにブロック注射をして、痛みを一時的に抑えたり願わくばそのまま痛みが治ってほしい。
その気持ちは痛い程わかります。痛みが強い時にどうしても打つなとは言いません。
しかしブロック注射によっていくら痛みや炎症を抑えても、あなたの椎間板ヘルニアを起こしている本当の原因に気づかなければ何の意味もありません。
本当に骨に問題があるのか??
本当は筋肉の炎症が問題ではないか??
それではなぜそこに問題が起こるのか??
骨や筋肉に負担をかけている原因は何なのか??
姿勢が悪いんじゃないか。身体の重心が、歩き方が、、色々出て来ますよね。
あなたも椎間板ヘルニアが起きている本当の原因から目を逸らさずに、そこにしっかりと目を向けてもらえればと思います。
等持院駅前整体院には、椎間板ヘルニアの症状で悩んでおられる方がたくさん来られます。
椎間板ヘルニアの症状がある方は、こちらのページもご覧下さい。