「椎間板ヘルニアの手術をしたのに思っていたより痛みや痺れが残った。。」
「手術をしたのに椎間板ヘルニアが再発してきました。。」
患者さんからこの様な声を聞くことが多いです。
せっかく勇気を振り絞って手術までしたのに腰や足の痛みや痺れが治らないと不安な気持ちになりますよね。
今日は椎間板ヘルニアの手術をしても痛みや痺れが消えない3つの理由をお伝えしていきたいと思います。
この記事の目次
なぜ手術をしても痛みや痺れが消えないのか!?
整形外科の先生に手術を勧められて手術をしたのに症状に変化がない。
手術さえすれば良くなると言っていたのに、何とも言えない気持ちになりますよね。
一日でも早く痛みや痺れから解放されたいという気持ちで手術を選択されたのに、術後痛みや痺れが完全に治らない。術後痛みはましになったのに時間が経ったら再発してきた。
実際の所手術だけで完全に治る方というのは極少数です。
手術をしたのに痛みや痺れが治らないのには3つの理由があります。
理由その①椎間板ヘルニアが痛みの原因ではない
椎間板の中にあるゼリー状の物質が飛び出して、神経を圧迫してしまっているのが椎間板ヘルニアという症状です。
神経が圧迫されることにより痛みや痺れが出ていると思われている方も多くおられると思いますが、実はそこに原因がないことの方が多いです。
そこに原因があるならば手術をすれば治るからです。治っておられない方がいるということがその証明になっています。
では椎間板ヘルニアが痛みの原因でないからば一体どこに痛みの原因があるのか。
神経の圧迫=痛みというのは間違いです。
神経の圧迫というのはその周りの筋肉に影響を与えます。腰の筋肉や足の筋肉に影響が出ると思ってもらって結構です。
神経というのは筋肉を動かすために筋肉に繋がっています。なので神経の影響をもろに受けてしまいます。
正常な神経ならいいのですが、圧迫された神経というのは、その神経が作用する筋肉をかたくしてしまうという性質を持ち合わせています。
椎間板ヘルニアになると腰や足の筋肉がかたくなってしまうというのは、そんな神経の性質が影響したものです。
そしてもう一つ姿勢の問題があります。
ヘルニアになる人というのはほとんどの方が姿勢に問題があります。
正しい姿勢ならまず椎間板ヘルニアになる確率はかなり少ないです。悪い姿勢の方は普段から筋肉に余計な負担をかけてしまっている訳です。
つまり椎間板ヘルニアそのもの自体より、神経の圧迫や姿勢が悪いことにより筋肉へ過剰なストレスを与えてしまい筋肉が緊張して痛みや痺れが出ているのです。
手術では筋肉の緊張は取れません。
だから治らないのです。
理由その②自分で良くしようと全く努力していない
簡単に言えば楽をして治ろうとしている人は本当の意味で治るということはあり得ません。
様々な整形外科や整骨院、整体院を何箇所もまわっておられる方がおられます。
こういう方は治りません。
その場限りの結果は出るかもしれません。
しかし、、痛みを治すということに関して一番大切なことはあなた自身の生活習慣を変えない限りはいつまでも痛みに悩まされ続けてしまうということを理解することです。
あなたの痛みはあなたが全て作り出しています。そこを変えない限りはどんなに良い治療を受けてもまた痛みは再発します。
薬や注射、どうしても痛みが強い時は頼ってしまう気持ちも分かります。
でもそんなその場しのぎの治療を続けた所で、痛めた原因や理由をしっかりご自身で理解していない限りあなたの痛みは治りません。
何かに依存せずに自らの力で治すということを意識して下さい。
手術をすれば良くなる。これも一種の依存です。
注射、薬、湿布、電気治療、手術、、
何かに頼り過ぎると痛みはその場では一瞬良くなっても時間が経つと痛みがまた出てきます。
理由その③日常生活動作が腰や足に負担をかけている
椎間板ヘルニアになるということは、背骨や背骨周りの筋肉に過剰なストレスがかかっている証拠です。
いつの間にか勝手にヘルニアになることはなく、全てあなた自身の行動の結果です。
急にそんなことを言われてもなかなか分からないと思うので例を挙げてみたいと思います。
「立って仕事をしていた日は痛みが強い」
「うつ伏せでスマホを触った次の日は痛みが強い」
「イスに長時間座った後は腰が痛い」
あくまでも例ですがこういう動きが一日、一ヶ月、一年、、と続いていくとどうなるでしょうか。
日常生活のどの動きで腰や足の筋肉に負担をかけているのか。考えていくと段々と理由が見えてきます。
日常生活の積み重ねが全ての痛みの原因です。
手術をしてヘルニアが消えた所で前と同じ様な生活をしていたらまた痛めてしまうのは目に見えています。
手術の前に日常生活の動きを見直すことが先決です。
どうすれば椎間板ヘルニアの痛みは改善出来るのか
「手術をしても治らない、、どうすればこの痛みは良くなるのか」
そんな不安な気持ちになりますよね。
しかし改善する方法はあります。
それは上で挙げた治らない原因の逆をすれば良いのです。
改善法その①痛みの本当の原因を取り除く
椎間板ヘルニアだからといって痛みが出るということはほとんどありません。
神経の圧迫や姿勢の不良により筋肉が緊張しているのが痛みの原因です。
なので筋肉の緊張を取り除いてあげれば良いのです。
筋肉の緊張を取り除くためにはストレッチが有効ですね。腰や太ももの筋肉を中心に伸ばしてあげましょう。
筋肉がゆるんでいる入浴中にやってあげると更に効果は倍増です。
改善法その②薬や注射に頼らない
痛みがあるとついつい薬や注射で痛みを抑えてしまいますよね。
そうなると痛みが出る度にそればかりを頼る様になります。その薬や注射はいつまで続けますか??
一生続ける気ですか??
そんなことをしているうちにあなたの痛みはどんどん悪くなっています。
そしていつか薬の効きが悪い日がやって来るのです。
薬や注射での対症療法ではその場の痛みしか取れません。そこに依存しなくなった日からが本当のスタートです。
いきなり全てをなくすのは難しいと思うので、量を減らしながら改善法その①を定期的に続けてみて下さい。
改善法その③日常生活を見直す
椎間板ヘルニアになったのはあなたの行動の積み重ねです。
普段の姿勢だったり、動きだったり、歩き方であったりその積み重ねで腰や足の筋肉に負担がかかり限界を超えると痛みに変わっていきます。
あなたにやって欲しいことは筋肉に負担がかかる動作を見つけることです。
腰や足の筋肉に負担がかかる原因を全て挙げていきましょう。
その原因を一つ一つ潰していけば筋肉への負担が減り、筋肉の緊張も減り、あなたの痛みも減っていきます。
まとめ
手術をしても椎間板ヘルニアの痛みが治らないのには理由があります。
・そもそも椎間板ヘルニアが痛みの原因ではない
・薬や注射、手術などの対症療法ではそもそも完全には治らない
・日常生活で常に腰や足の筋肉に負担をかけ続けている
手術をしても治らない痛みや痺れはほとんど筋肉の緊張が原因です。だからヘルニアを手術で切っても、薬でいくら痛みを抑えても、日常生活動作で負担をかけ続けている限りは痛みは消えないです。
それではどうやって治せば良いのか??
それは
・椎間板ヘルニアの痛みの原因は筋肉の緊張だと理解する、緊張を取り除いてあげる
・薬や注射、手術に頼らずに筋肉に負担をかけている動作を探し出す
・日常生活で腰や足に負担をかけている動作をやめる
このポイントだけを意識していけば痛みは改善していきます。今日から意識してみて下さい。
【追伸】京都で椎間板ヘルニアの手術後も痛みが残っているあなたへ
京都にある、等持院駅前整体院には椎間板ヘルニアの痛みで悩んでおられる患者さんが多数来院されます。
病院で手術をしても椎間板ヘルニアの痛みが治らなかった
病院でのヘルニアの治療に限界を感じている
周りから歩き方が変だと言われる
どこで治療を受けても全然良くならない
安静にしていても痛みが全然改善しない
一つでも当てはまる方がいれば、あなたの役に立てるかもしれません。
自分の出来ることを頑張っているのに良くならないのは、原因に対する対処法が間違っているからです。
対処法が合っていれば間違いなく症状は改善します。
「このままヘルニアの痛みを抱えたままこれからも生活をしていくのか、、」
それでいいんですか??
良い訳はないですよね。
現在、等持院駅前整体院に通われている患者さんからは
手術をしても治らなかったヘルニアの痛みが消えました
腰の痛みなくスムーズに歩けます
痛みに年齢や筋力は関係ないんだと気づきました
腰や足のはりがなくなりました
など嬉しい言葉を頂いています。
本気で椎間板ヘルニアの痛みを改善したい方は、一度当院までご連絡下さい。