歩くと痛い時の膝の痛みはどうすればいいのか。
今日は日常生活で膝に痛みがよく出る瞬間である歩く時の
痛みの対処法をお伝えしていきたいと思います。
歩く時に膝が痛いと大変ですよね。
日常生活の中で歩く時間というのは本当に長いです。
遠い所に行くのも億劫になるし、旅行なども我慢しないといけなくなりますよね。
膝がこれ以上痛くなることが怖くて外出を控えてしまうかもしれません。
どうしても外出しなければならない。
痛みを我慢して出かけたのはいいけど痛みが悪化してしまったりと、、
こんな時あなたならどうしますか??
ここでの対処法を誤ってしまうと痛みが長引いてしまったりするので
正しい対処法を身につけましょう。
こういう時の対処法は痛みが急性によるものか慢性によるものかで
変わってきます。
膝の痛みが急性の場合
急性とは今まで膝に全く痛みがなかったのに急に痛みが出てきて2~3日以内
この場合はまずは安静です。
ここでは膝に炎症が起きている可能性が高いです。
関節や関節軟骨、筋肉、靭帯などに過度に負担がかかり負傷している
場合が多いです。
関節や筋肉に炎症が起きている状態で膝を動かしてしまうと
さらに炎症がひどくなってしまい治るのが遅くなってしまいます。
なので急性の痛みが出たときは炎症が引くまで2~3日はあまり足を動かさないように
してください。
そして家に帰ったら膝の周りを冷やしましょう。
アイシングをして炎症の範囲がひろがらないようにするのがとても大切です。
冷やすと痛みの鎮痛作用があるので効果的です。
急性期は冷やして安静にする。
そして炎症がおさまるのをじっと待つことが大切になってきます。
強い痛みが治まってきた後は徐々に動かしていきましょう。
急性期の時にしっかり治療をすれば痛みは長引かないことが
多いです。
初期の対応が大切になってきます。
膝の痛みが慢性の場合。
急な強い痛みはないがたまに強い痛みが出たり、曲がりにくかったり、鈍痛、歩きにくさ、
重だるさ、膝の違和感などの症状がある方。
こういう症状がある方は積極的に膝を動かしていきましょう。
膝を痛めてしまう動きを積極的にするというよりは膝に痛みが出る前通りの
動きをしていきましょう。
痛みが強過ぎて我慢できないくらいまで動かすのは痛みを悪化させる恐れがあるので
いけませんがウオーキングや軽いランニングをしたりしましょう。
ストレッチをして足を伸ばしたり、スポーツをしたりして
膝周りの関節や筋肉に動きを与えてかたまるのを防止しましょう。
慢性的な膝の痛みで一番怖いのは膝の関節がかたまってしまうことです。
関節がかたまる→動かさなくなる→筋肉がかたまる→余計に痛くなる
という悪循環だけは避けなければいけません。
痛みが出るのが怖いからといって動かさないでいると
どんどん動く範囲(膝の可動域)が制限されていきます。
本来は頑張ったら少し痛みが出るくらいで動かせるのですが
人間は痛みが出るのが怖い生き物です。
少しの痛みも出したくないのでかばった使い方をしてしまいます。
膝が動かなくなってくると散歩したりするのも億劫になり
そのうち外に出るのもいやになってきます。
肉体的にもそうなのですが精神的にも悪循環の始まりです。
そうならないように積極的に動かしていきましょう。
膝を動かすことによって得られるメリットと考え方
膝周りの血流がよくなり疲労物質が流れていきます。
疲労物質が流れると筋肉がかたまりにくくなります。
血液が流れだすと身体も軽くなるので痛みはどんどん快方に向かっていきます。
そして結果的に筋肉はやわらかくなっていきます。
筋肉がやわらかくなれば膝の痛みも良くなっていきます。
筋肉にとっては良い環境といえるでしょう。
歩く時に膝に痛みが出る方にとっては悪くない季節が
やってきます。
気温も上がってくると寒い時期より筋肉はやわらかくなりやすいです。
同じことをやっているつもりでもこれからの時期のほうが
痛みが出にくくなってきます。
そこを意識してもらってこれからの時期を過ごされると
これから先の人生の膝の痛みは変わってきます。
歩く時の膝の痛みを治すには絶好の時期です。
急性期の方はまずは冷やして安静にする。
そして強い痛みがおさまれば膝を動かしていきましょう。
慢性期の方も同じです。
少しの痛みくらいなら気にせずいつも通りの生活をしましょう。
痛みをかばって生活していると良いことはなにもありません。
今日1日の積み重ねが明日からの未来を作っていきます。
今日の行動を変えれば未来の膝の痛みが変わってきます。
行動してください。
考え方を変えて自分の力で膝の痛みを治していってくださいね。
考え方を自分向きに変えられれば行動が変わってきます。
行動が変われば結果が変わってくるのです。
今日から変わっていきましょう。
今日のお伝えしたかったことは膝の痛みに関しては自分で治すという
意識を持って今日1日を過ごしてみてくださいということです。
しっかり膝周りを動かして痛みに悩まされない膝を手に入れましょう。
まとめ
歩く時に膝に痛みが出た時の対処法は急性期か慢性期かで
変わってきます。
強い痛みの時は安静と冷却。痛みがおさまってから徐々に膝を
動かしていきましょう。
慢性期の時も同様に痛みをかばって生活せずに少しの痛みくらいは
気にしないでいつも通りの生活を送りましょう。
それが膝の痛みが治る最善の方法です。