京都市北区、等持院駅前整体院の塚田です。今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
最近当院に来られる股関節の痛みを訴える患者さんの数が増えてきました。
痛みが起こるきっかけは様々言われています。年齢や体重、運動不足、股関節の変形、、
しかし中にはこんな方もおられます。
レントゲンを撮っても股関節に何の異常も見られない
体重も適正体重・運動もしっかりしている
病院の先生に原因が分からないとはっきり言われた
股関節の痛みの原因が分からない「原因不明の股関節の痛み」
この原因不明の股関節の痛みで悩まされている患者さんがたくさんおられます。
この記事の目次
原因不明の股関節の痛みは存在するのか
病院で原因不明だと言われた股関節の痛みは本当に原因不明なのか。
レントゲンやMRIに問題が見つからなかったら病院では原因不明と診断されてしまいます。
画像診断上問題が見つからなかっただけであって、原因が不明な訳ではありません。
本当の原因が見つけられなかった、、とは病院では言えないのです。病院のメンツがそれを許さないのです。
人間の身体に起こる全ての痛みには必ず理由があります。それは間違いないです。
なので原因不明の股関節の痛みなんて存在しません。
原因を見つけられなかった股関節の痛みがあるだけです。
病院での股関節の痛みの治療には限界がある
病院では画像診断が最優先されます。
そこで何かしらの問題が見つかれば(変形性股関節症)、変形を治すための治療が行われるかと思いきや、、
そうではなくまずは痛み止めの薬や湿布での対症療法。変形が原因であると考えるならそこを治す治療をすれば良いのにと思ってしまいますが、、
そこを治す手段は手術しかないのです。
しかしすぐに手術をせずに他の方法でアプローチしていきます。それは根本的な痛みの原因を取る訳ではなく、ただ痛みを感じなくするための治療です。
それを続けて治らなければ手術をする。
変形以外の原因を探してあげれば良いのにと思ってしまいますが、あれだけたくさんの患者さんが来られるとなかなか現実的には難しいんだと思います。
原因不明と言われた股関節の痛みは治るのか!?
本当の意味での原因不明な股関節の痛みというのは存在しません。
上でも書きましたが病院では変形の有無が重要視されています。変形がなく痛みがある症状の方は原因不明だと診断されてしまいます。
しかし股関節の痛みの本当の原因は違うところにあったりします。
それは単純に筋肉の緊張にあったりします。筋肉の緊張は画像にはうつりません。なので見落とされてしまいがちです。
当院に来られる病院で原因不明だと言われた患者さんもほとんどが筋肉の緊張で股関節の痛みが出ています。
なのでそこを取り除いてあげれば痛みは治ります。案外シンプルなところに原因がある訳です。
原因不明な股関節の痛みを治す方法
股関節の痛みは筋肉の緊張にあります。
筋肉の緊張はなぜうまれるのか?ここを解決していけば自然と痛みは消えます。
全ての痛みには原因があると言いましたが、筋肉の緊張が生まれるのにも原因があります。
その中でも多いのがこの2つです。
・歩き方
・痛みをかばった動作
まずはこの2つをしっかり正しく改善してあげれば筋肉の余計な緊張がなくなり、股関節の痛みが軽減していきます。
歩き方を正しくしてあげる
歩き方を正しくしてあげることにより、股関節の周りの筋肉にかかる負担というのは激減します。歩く時間というのは一日の生活の中でかなりの割合をしめてきます。
そこで股関節に負担のかかる歩き方をしているとどんどん負担が積み重なり、やがて痛みに変わる訳です。
正しい歩き方のポイントはこちらです。
目線はしっかり前を見る
歩幅は広く
手を振ってその推進力を利用する
スピードを少し速くして歩く
このポイントを意識して歩ければ自然と正しい歩行になっていきます。
そして筋肉の緊張がなくなり、痛みは改善へと向かいます。
痛みをかばう動きをなくす
股関節の痛みがある人は自然と痛みを感じない様に、痛みをかばった動きをしています。
あなたも痛みを感じるのはいやだと思います。なので反射的に痛みをかばってしまうのです。
しかし痛みを感じない反面、その動きは逆に筋肉を緊張させて痛みを感じなくしているのです。
痛みが出るのが怖いのでやっくり歩いてみたり、歩幅を狭くして歩いたり、、
普通に考えるとこの歩き方しんどそうでしよね。
しんどいということは筋肉が頑張っている証拠です。痛みをかばった動きをすることが余計な筋肉の緊張や疲労に繋がっています。
どれがかばった動きなのか分からない時は
この動きを痛みがない時にするのか??
と自問自答して考えていけば自ずと答えは見えてきます。
まとめ
本当の原因不明な股関節の痛みというのは存在しません。
原因が分からなかった股関節の痛みがあるだけです。
病院ではレントゲン撮影をして異常が見つからなかったら原因不明だと診断されます。
病院では、変形=痛みの原因
な訳です。これ以外のところに原因があるかないかなんてわざわざ探してくれません。
病院で原因不明と言われた股関節の痛みを訴える患者さんの本当の痛みの原因は、ほとんど筋肉の緊張にあります。
筋肉の緊張を改善してあげるだけで痛みが消えたということを数多く経験してきています。
原因不明だと言われたらすぐに諦めずに、筋肉の緊張があるかどうかや間違った歩き方、痛みをかばう動作はやっていないかというポイントをチェックしてみましょう。
そこに股関節の痛みの本当の原因が隠されています。