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脊柱管狭窄症に本当に良い姿勢をお伝えしていきます
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂いて本当にありがとうございます。
今日は脊柱管狭窄症の症状がある方が取るべき正しい姿勢のお話をしていきたいと思います。
基本的に脊柱管狭窄症は腰を後ろに反ると症状が現れて、
前かがみの姿勢になると症状が改善するという考え方があります。
果たしてそれは本当なのでしょうか。
それではずっと前かがみの姿勢でいたら良くなっていくんでしょうか。
今日は脊柱管狭窄症の方が普段取るべき姿勢をお伝えしていきます。
普段の姿勢によって症状が改善したり、悪化したりします。そこの意識を変えることが大切になってきます。
前かがみの姿勢を取りすぎると、、
病院の先生にこんなことを言われた経験はありませんか??
「脊柱管狭窄症の症状が出たら前かがみの姿勢を取って下さい」
そうして症状が出る度に前かがみの姿勢を取り続けるあなた。
どうでしょう??
痛みが出る頻度に変化はありましたか。
きっとその場ではましになっても改善はしていないんじゃないでしょうか。
前かがみの姿勢を取ってもその場しのぎの対応にしかなりません。
それに前かがみの姿勢ばかり取っていると、どんどんあなたの姿勢は丸くなっていってしまいます。
背中が丸くなると見た目もそうですし、自然と目線は下に下がりますよね。
下に向けたままでは生活出来ないので、背中が丸い方が目線を上に上げると腰の筋肉は緊張して更に症状は悪化してしまいます。
なのでずっと背中を丸めた姿勢でいることが良い姿勢ではないのです。
前かがみがダメなら後ろに反るのがいい姿勢なのか!?
それでは前かがみの姿勢でいると、結果的に腰の筋肉がかたくなってしまい
症状が悪化するなら少し腰を反らしておけばいいのでしょうか!?
腰を反らす姿勢、これも良くないですね。
脊柱管狭窄症というのは、背骨の中を通る脊柱管というものが圧迫され狭窄されてしまうので腰や足の症状が現れてしまいます。
腰を後ろに反らすと、骨と骨の間に脊柱管が挟まれてしまい症状がかなり出やすくなってしまいます。
それは絶対に避けなければいけません。
前もダメなら後ろはもっとダメ。
どんな姿勢ならいいのか、、
あなたのその疑問にお答えします。
脊柱管狭窄症の方が取るべき正しい姿勢とは
それでは脊柱管狭窄症で悩んでいるあなたに取って欲しい姿勢をお伝えします。
正しい背骨というのは軽いS字を描いています。
この状態が骨にとって一番負担がかからない姿勢です。
腰の骨である腰椎に対して一番負担がかからない姿勢でもあります。
正しい姿勢と言われてもなかなか難しいと思いますので、今から説明していきます。
まずは座った時の正しい姿勢
・イスに深く座って下さい
・背もたれに体重をかけて下さい
・背もたれに体重をかけておけば、背中が丸まるのが防げます
・イメージとしては骨盤を立たせるイメージです。
力を入れて胸を張る姿勢は絶対にNGです。
力が入ると筋肉のかたさにつながるので身体はリラックスさせましょう。
立った時や歩く時の正しい姿勢
立った時や歩く時というのは、腰が自然と反りやすくなります。
反り腰は痛みにつながるのでNGです。
ポイントは
・目線はまっすぐ
・頭のてっぺんをひもで吊るされた様な感覚で少し伸びる感じ
・骨盤を立てる
・力は入れない(力が抜けていればしんどくありません)
このポイントを意識して下さい。
正しい姿勢が取れている時は、腰の骨が軽いS字を描いています。確認する方法は、立っている状態で腰の筋肉を触ってもらえれば分かります。
腰の筋肉が緊張しているとかたくなっているので、やわらかくなる様な姿勢を自分で探してみて下さい。
追伸
等持院駅前整体院には、脊柱管狭窄症の症状で悩んでおられる方が多数来院されます。
その中には背中が曲がりすぎている方や、逆に腰を反らし過ぎて力が入っている方が多数おられます。
当院では正しい姿勢になる治療も行っているので、一度受けてみて下さい。
脊柱管狭窄症の症状がある方は、こちらのページもご覧下さい。