脊柱管狭窄症は座り方を変えるだけで改善する!?
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
今日のテーマは
「脊柱管狭窄症を座り方を変えるだけで治す方法」
となっています。
座り方を変えるだけで痛みが治るなんてなかなか信じてもらえないかもしれませんが、これは真実です。
条件が一つあります。
それは継続出来るかどうかです。
最初はいいのですが一週間、二週間、三週間、、と続いていくとほとんどの方が前の座り方に戻っています。
これは一重に結果がなかなか出ないからです。
人はどうしても最短で結果が出ないと継続出来なくなる生き物です。
しかし今の脊柱管狭窄症の症状が出るまで何年何十年とかかっているのに、そんなものをすぐに治すというのは不可能に近いことです。
基本的なことを継続していくことが、あなたを脊柱管狭窄症の悩みから救うための最短の道になってきます。
そこを踏まえて読み進めて下さい。
あなたはこんな座り方をしていませんか??
まずはあなたの座り方のタイプを見ていきます。
座り方によって負担のかかる場所が変わってくるので自分の座り方を意識しながら読み進めて下さい。
・あぐらをかく
男性に多く見られる座り方です。股関節が開いて足の外側の筋肉にストレスがかかります。
時間が経つに連れて骨盤が後ろに傾くことが多くなってきます。
骨盤が後ろに傾くと猫背になりやすく、腰の筋肉が伸ばされた状態が続き結果として腰の痛みにつながります。
長時間のあぐらは避けましょう。
・正座をする
次は正座です。床の生活からイスの生活にどんどん変わっていく中で今ではなかなか正座をする機会も減って来ていますね。
しかし正座は腰の痛みに関してとても良い姿勢です。
骨盤が立ちやすく正しい位置に自然とおさまります。
骨盤が後ろに傾かないので、猫背になることも少なく背中から腰の筋肉は緊張せずにすみます。
デメリットは足が痺れてしまうことですが、お尻とかかとの間にタオルを挟むことで緩和されます。
脊柱管狭窄症の方にとってもおすすめの座り方です。
・長座座り
両足を伸ばして床に座る座り方です。
両手をついて後ろに倒れない様にしますが、腹筋が弱い方や太ももの筋肉がかたい人はどうしても後ろに倒れやすく、腰が反った状態になります。
脊柱管狭窄症の方は、腰を後ろに反ると痛みが出る傾向が強いので長座は避けて下さい。
どうしても長座が良い人は背もたれがある長座用のイスを使って下さい。
・イスやソファーに腰掛けて座る
洋式の生活スタイルが確立していく中で、現代はイスなしでは生活出来ない位至るところでイスやソファーに座る機会が増えて来ています。
この時の座り方を誤ってしまうと、脊柱管狭窄症の症状はどんどん悪化していきます。
イスになにも考えずに座ってしまうと、どんどん猫背になり背中から腰の筋肉は緊張していきます。
イスに座る時の注意点は、出来るだけ背もたれがあるイスに座りましょう。猫背になるのも防げますし、力を抜いて座ることが出来て結果的に筋肉がリラックスした状態になります。
もう一つの注意点として、骨盤を立てるというところに意識を持っていきます。
骨盤が立った状態だと腰の筋肉に負担がかかる割合が少なくなるので、脊柱管狭窄症の症状がある方にとっても効果的です。
しかし大事なことがあります。
骨盤を立てるというところを意識し過ぎて胸を張ったり、腰の筋肉に力を入れる方がたくさんおられます。
それは逆効果なので、力を抜くということを絶対に忘れないで下さい。
脊柱管狭窄症の症状が改善する座り方
それでは結果的にどの座り方が良いのかお伝えしていきます。
床に座る時は、正座が一番良い姿勢です。この状態を続けるのは足がしびれて大変だと思われるかもしれませんが、お尻とかかとの間にタオルを挟めば痺れが出にくくなります。
正座をする時に気をつけて欲しいのは、力を抜くということです。
骨盤は勝手に立った状態になるので、腰の筋肉に力を入れなくても正しい姿勢になります。
胸を張って背中をピンと伸ばした姿勢が良いと思っている人が多いですが、筋力を使った姿勢は長続きしません。
楽に良い姿勢をキープしましょう。
膝が曲がらないなどの理由で正座が困難な方もおられると思います。
そういう方はイスに座ることになると思います。
イスに座る時の考え方も一緒です。
骨盤を立てて、リラックスして座る。胸をピンと張らずに全身の力を抜きましょう。
出来るだけイスに深く座って、背もたれを最大限に利用して猫背になるのを防ぎながら脱力する。
この座り方は、猫背にもなりにくく、腰も後ろに反らない、筋肉を使わないので筋肉がかたくならない。
という理由で脊柱管狭窄症の症状を改善するのに持ってこいの姿勢です。
最初はこつをつかむまでが大変だとは思いますが慣れれば自然と出来る様になるのでやってみて下さい。
まとめ
脊柱管狭窄症の方にとって一番良い座り方は正座です。その理由は自然と骨盤が立った状態になりやすく腰の筋肉にストレスがかからないからです。
腰が後ろに反ることもないので、脊柱管が圧迫される心配もありません。
注意することは、胸をピンと張ったりしないこと。
そして全身の力を抜いてリラックスして座ること。
この二点だけは絶対に守って下さい。ここを守らないと逆に症状が悪化する可能性があります。
イスに座る場合も基本的な考え方は一緒です。
イスに深く腰掛ける。骨盤を立たせる。旨を張らない。筋肉に力を入れない。
このポイントを注意すれば腰にかかるストレスが減り、脊柱管狭窄症の症状は改善に向かいます。
等持院駅前整体院には、脊柱管狭窄症で悩んでおられる方が多数来院されます。
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