この膝の痛みは半月板損傷が原因です、治すには手術しかありませんがどうしますか??
整形外科の先生にそう言われてどうにかならないかと当院を受診される患者さんが多くおられます。
周りの方には治るんなら手術をすればいいんじゃないのと言われても、本当に治るのか不安ですよね。
出来れば手術をしないで治したい。
今日はそんなあなたのためにブログを書いていきたいと思います。
この記事の目次
半月板損傷と診断されても手術をする必要はほとんどない
患者さんにお話を色々聞いていくと、整形外科で手術をしても絶対に治る保証はないと言われたり身近な方が膝の手術をしても治らなかった。。
そんなお話を聞かされて手術を避けたい方が非常に多いです。
先に断言しておきますが半月板損傷による膝の痛みを手術以外で改善する方法があります。
絶対に手術をしなければ治らない患者さんも極少数おられますが、実際は手術なしで改善出来る可能性が高いです。
そもそも半月板とは膝の関節の中にあるC字型とO字型の軟骨です。クッションの役割があり骨と骨がぶつかり合う時の衝撃を分散してくれています。
スポーツなどで膝を捻った時に半月板を痛めてしまった状態を半月板損傷と言います。
しかし当院に来られる半月板損傷と整形外科で診断された患者さんにお話を聞いていくと、、
特に捻った覚えもないのに膝に痛みが出てきた。こんな患者さんばかりです。
極稀に手術をしなければいけない患者さんがいるというお話をしましたが、どんな方が手術をしなければいけないかというと
膝が曲がったまま動かない(ロッキング現象)
膝に強い腫れが見られる
ズキズキとした強い痛みがずっと続く
この様な症状がある方は手術適応になる場合もあります。
スポーツなどの激しい運動をしていた時に膝を捻ってしまうと上の様な症状が出てしまう場合があります。
時間の経過と共に腫れや熱感が引いてきたら手術をしなくて大丈夫なケースもあります。
逆を言えば上の様な症状がない場合は手術をしなくても痛みは改善していきます。
あなたの膝の痛みの本当の原因は半月板損傷ではないからです。
そこを詳しく説明していきます。
半月板損傷と診断された膝の痛みの本当の原因は!?
半月板損傷とは半月板に傷が出来てしまい、動く度に擦れ合って痛みが出ている状態です。
動く度に擦れ合うので、動いていたらずっと痛みは出るはずですが当院に来られる半月板損傷と診断された患者さんの訴えは違います。
朝の時間帯が一番痛い
イスから立ち上がる時が特に痛い
歩き始めは痛いが段々とましになってくる
温めると楽になる
調子の良い日と悪い日がある
半月板を損傷していれば動く度にずっと痛いはずなんですが、ほとんどの患者さんは症状に波があります。
そして膝を強く捻ったことも記憶にないとおっしゃいます。
何かがおかしいですよね。
何もしていないのにいつの間にか半月板が損傷して手術をしなければいけないレベルになるのはおかしいです。
それではあなたの痛みの本当の原因はどこにあるのか。
それは筋肉です。
日常生活での間違った歩き方や悪い姿勢といったものが長年積み重なり、膝の周りの筋肉にストレスをかけて痛みとして出てしまっている訳です。
あなたの何気ない普段の行動が筋肉を緊張させてしまい痛みへと繋がっています。
なので患者さん自身膝を痛めた原因が分からないのです。
それが何もした覚えがないという答えに繋がっていく訳です。
手術以外で痛みを治す方法
それでは半月板損傷での痛みだと思っていたものが実は筋肉の緊張だった。
なので手術はしなくても大丈夫です。
ここからは解決法をお伝えしていきます。
とっておきの方法があります。
それは膝の筋肉にストレスをかけている日常生活動作を見直すことです。
これ以外大事ではありません。
あなたの日常生活で二つ変えて欲しいものがあります。
それは「歩き方」と「痛みをかばう動作」です。
・歩き方
歩き方が正しくないと筋肉は余計に緊張してしまいます。一日の中で歩く時間というのはかなりの時間あります。
歩き方を改善することが筋肉の緊張を緩和します。
膝に負担がかからない歩き方のポイントは
手をしっかり振ること
歩幅を広くする
目線はまっすぐ
この3つです。
膝に痛みがある方はこの逆の歩き方をしています。だからいつまで経っても筋肉が緊張してしまい症状が改善しないのです。
この歩き方が出来れば筋肉の緊張がなくなり、あなたの膝の痛みはなくなっていきます。
・痛みをかばう動作
膝の痛みがある人はほとんどの人がこれをやっています。「かばう」という動作です。
例えば右膝が痛かったとします。
右膝に痛みを感じたくない、、
よし右足を棒の様にかためて痛みを感じない様にゆっくり動かそう。
これが痛みをかばう動作です。
一見痛みが出ないから良さそうに見えますが、、筋肉を緊張させて右足を動かさない様にかためているので結果的に筋肉はどんどん緊張していきます。
なので痛みをかばう動作は必要最低限にして筋肉の緊張を少しでも減らしましょう。
ポイント
歩き方を正しくする・かばう動作をやめる
この2つが出来れば膝の痛みの原因である筋肉の緊張はなくなり結果的に痛みが改善していく。
まとめ
最近発表されたデータによると実際に手術が必要な膝の痛みは全体のわずか5%に過ぎません。
半月板損傷だと診断されても95%の方は手術をしなくていい訳です。
整形外科で半月板損傷が痛みの原因だから手術をしないといけないと言われても大丈夫です。
その理由はあなたの痛みは筋肉の緊張が引き起こしているからです。
なぜ筋肉がかたくなるのかというとそれはあなたの日常生活の身体の使い方にあります。
知らない間に膝に負担のかかる歩き方や痛みをかばった動きをしてしまっている訳です。
手術をしなくても痛みを治すためには身体の使い方を変えてあげて膝の筋肉にストレスをかけなければいいのです。
本当にそれだけです。
まずは「歩き方を正しくする」「痛みをかばわない様に意識する」
ここから始めていきましょう。
そこを頑張れば手術なしであなたの半月板損傷だと診断された膝の痛みは消えていきます。
【追伸】京都で半月板損傷による膝の痛みでお困りのあなたへ
京都にある、等持院駅前整体院には膝の痛みで悩んでおられる患者さんが多数来院されます。
病院での半月板の治療に限界を感じている
半月板の手術を検討している
どこで治療を受けても痛みがすぐにぶり返す
半月板の損傷があるから、膝の痛みが出ていると思っている
一つでも当てはまる方がいれば、あなたの役に立てるかもしれません。
病院に行ってリハビリも頑張っているのに良くならないのは、原因と対処法が間違っているからです。
原因と対処法が合っていれば間違いなく症状は改善します。
「このまま膝の痛みを抱えたままこれからも生活をしていくのか、、」
それでいいんですか??
良い訳はないですよね。
現在、等持院駅前整体院に通われている患者さんからは
半月板の手術をしなくて済みました
階段だってスムーズに上り下り出来ます
膝の痛みに半月板の損傷は関係ないんだと気づきました
膝のはりがなくなりました
など嬉しい言葉を頂いています。
本気で膝の痛みを改善したい方は、一度当院までご連絡下さい。