膝の痛みに効果的なストレッチ方法をお伝えします。
今日は膝の痛みがあるそんなあなたにおすすめのストレッチを
紹介していきたいと思います。
今膝の痛みがある方もそうですし、これから痛みが出ないようにするための
ストレッチ方法であるので膝の痛みの治療・予防になります。
しっかり毎日短時間でもいいので続けていかれると
しっかり効果は出てきますので根気よく続けていってくださいね。
まずは膝の周りの筋肉の基本的なストレッチからいきましょう。
最初にお伝えするのは大腿四頭筋のストレッチです。
大腿四頭筋??って言われてもぱっと思い浮かばない方もおられるかもしれませんが
太ももの前側の筋肉と思ってもらったら大丈夫です。
大腿四頭筋とは大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋
この四つの筋肉からなります。
大腿四頭筋の主な作用は膝関節の屈曲です。
膝関節の屈曲とは膝を曲げた状態から膝をまっすぐに伸ばす
作用の事をいいます。
大腿四頭筋がかたいと膝を伸ばす時に痛みが出やすいために
ここの筋肉のストレッチはとても重要になってきます。
ここの筋肉がかたくなると膝を伸ばす時に余計な力が加わるので痛みを
感じやすくなってしまいます。
なのでまずは膝の痛みに一番関係する筋肉を
伸ばしていきましょう。
大腿四頭筋のストレッチ
1、立った状態でどちらか一方の足のかかとがお尻につくように曲げていきます。
足首を持った状態で膝を曲げてお尻に近づけるようにしてください。
どうですか足の前側の筋肉が伸びているのを感じますか??
2.その状態で30秒間キープしてください。
3、反対側の足もやりましょう。
これを片足30秒ずつ3セット行いましょう。
次は立って出来ない。そんなあなたにうつ伏せに寝た状態でいきましょう。
1、足を伸ばした状態でうつ伏せに寝ます。
2、ストレッチしたいほうの足の膝の足首をつかみお尻につくように
持っていきます。
うつ伏せになってストレッチしたいほうの足を膝から曲げていき
足首をつかみお尻につくように持っていきます。
3、足の前側の筋肉が伸ばされていると感じるところで30秒間キープ!
反対側もやりましょう。
太ももの裏側のハムストリングスのストレッチ
次は太ももの裏側の筋肉であるハムストリングスを伸ばしていきましょう。
ハムストリングスの作用は股関節の伸展と膝関節の伸展です。
簡単に言うと股関節を後ろに伸ばす作用と膝関節を後ろに伸ばす
作用があります。
ハムストリングスがかたまると膝が少し曲がった状態になります。
その状態で歩いていたりすると結果的に太ももの前側の
筋肉に負担がかかり膝の痛みにつながってきます。
そうならないためにも太ももの裏側の筋肉もしっかりと伸ばしていきましょう。
1、足を伸ばした状態で床に座りましょう
2、伸ばしたい方の足のつま先を手前に引きましょう
3、その状態で上半身を前に倒していきます
4、太ももの裏側の筋肉が伸びている事を確認してそこで30秒間キープしましょう
5、これを左右交互に3セット行いましょう
膝のお皿のストレッチ
そして最後に膝のお皿のストレッチもやっていきみましょう。
膝のお皿のストレッチ??と思うかもしれませんがこれが意外と重要に
なってくるのでいってみましょう。
膝のお皿は膝の曲げ伸ばしに大きく関与しています。
ここの動きがスムーズだと日常生活の中で膝の関節にかかる負担が
少なくなります。
1、床に足を伸ばして座り、力を抜いてお皿を動きやすくする。
2、お皿が動くのを確認したら、上下左右斜めに5秒ずつお皿を押していきましょう。
3、片方ずつ3セット行います。
膝周りに炎症がある方はあまり強くやらずに優しくするように心がけて下さい。
まとめ
ストレッチ方法は以上になります。
どうですか?
やってみましたか?
まずはこんなことで膝の痛みが治るのか!?とか疑わずに
しっかりやってみてください。そして続けてみてくださいね。
人間の身体というのは日々のこういうささいな事が積み重なって
痛みが出たりする場合もあれば痛みが治ったりする場合もあります。
普段の日常生活での身体の使い方を正しいものにすれば
痛みは消えるようになっているのです。
膝が変形しているだとか、加齢だからとか、体重が重いからとか、、
そんな事をいって自分に理由をつけて諦めないでくださいね。
膝の痛みは自分の力で治せるものです。
これからも膝の痛みに対する情報をしっかり発信していくので
読み続けて下さいね。