膝の痛みにスクワットは効果があるのか!?
京都市北区、慢性腰痛・膝痛専門の等持院駅前整体院の塚田です。
今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
今日は膝の痛みについて書いていきたいと思います。
患者さんとお話させてもらっていると、
筋力がないせいで膝の痛みが出ていると思い込んでいる方が多いです。
これは合っている様で間違っています。
膝の痛みは筋力ではなく筋肉の質が問題で起こっています。
膝の痛みを治すためにスクワットを毎日懸命に頑張っていませんか!?
果たしてそのスクワットに効果はありますか。
間違ったやり方ならやらない方がましです。
スクワットが効果的な方もいますが、、
逆効果になる方もおられるのでしっかり注意しなければいけません。
スクワットをやっても効果が出なかったり、痛みが強くなる人は、
筋トレよりも筋肉の質を変える方向に意識を持っていくべきです。
その辺りのお話をしていきます。
スクワットをやっていい人とやってはいけない人
膝の痛みがある方の中にはスクワットをやってもいい人とやってはいけない人がいます。
筋肉の量がない人が、筋肉をつけるためにスクワットを頑張って膝周りの筋肉をつけようとされます。もちろん筋肉の量があれば膝の関節の動きが安定するので、ないよりはある方がいいです。
しかし、
筋肉をつける時に筋肉を痛めてしまう方がたくさんおられます。
トレーニングの量が多過ぎたり、トレーニング方法が間違っていたりすると逆効果です。
スクワットをやっていい人
・膝の痛みが強く出ていない
・元の筋肉の量がしっかりとある
・スクワットをした後に痛みが出ない
スクワットをやってはいけない人
・膝の痛みが今現在強い
・筋肉の量が少ない
・スクワットを頑張ると膝に痛みが出る
あなたはどちらのタイプでしたか??
女性の方(今膝の痛みが出ている人)にスクワットはあまりおすすめしません、
なぜかというと、、
女性は男性に比べて筋肉量が少ないです。
筋肉量が少ない人が負荷をかけて筋肉量を増やそうとすると、
ほとんどの方が筋肉を痛めてかたくしてしまいます。
筋肉がかたくなると問題が起こります。
膝のお皿を圧迫したり、
筋肉が付着している膝の下辺りが引っ張られて痛みが強くなります。
なので女性の方は、筋肉の量を増やす前に筋肉の質を良くしましょう。良くしてからスクワットんすれば痛める可能性が少なく、筋肉量も増やせて膝の関節の安定性につながります。
この順番を間違えないで下さい。
男性の方もこの順番でやる方がベターです。急に激しいスクワットをすると間違いなく膝の痛みは悪化します。注意して下さい。
実際スクワットは膝の痛みに対して効果があるのか
膝の痛みが今現在強くない方はスクワットをやっていってみても大丈夫です。
(筋肉がかたくないことが条件です、かたい人はまずそちらを取ることが絶対条件です)
スクワットの目的は、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前側の筋肉を鍛えることです。
この筋肉が鍛えられることで膝の痛みに良い影響があるとされています。
例えば、
筋肉量があると膝の関節の安定性が生まれ関節や靱帯を痛めにくい。
筋肉量があると、同じ運動量をこなしても筋肉がない人に比べると疲労が溜まりにくく筋肉がかたくなりにくい。
膝の関節への荷重が分散できて膝の関節の変形が起こりにくい。
筋肉を痛めず筋肉量を増やせれば一定の効果は得られます。しかし筋肉を痛めずという前提条件が付きます。
筋肉をつける前に筋肉をやわらかくすることの方が大事です。そこを勘違いしないで下さい。
まとめ
膝の痛みに対してスクワットは、一定の効果がある。
しかしそれは筋肉にかたさがない人が適度な負荷でやった場合に限ります。
膝の痛みがある人は、スクワットをして筋肉量をつける前に筋肉のかたさを取り除いてあげた方が膝の痛みは治ります。
今の現在の状態を把握する。
治していくには順番というのがあります。
そこを間違えなければあなたの膝の痛みはなくなります。
等持院駅前整体院には膝の痛みで悩んでおられる方が、多数来院されます。
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