膝を曲げる時に痛みが出る原因は!?
早速今日のテーマにいってみましょう。
今日も膝の痛みについてお話していきたいと思います。
今日は膝を曲げる時に痛みが出る原因についてお話していきたいと思います。
膝を曲げる時って日常生活の中でよくありますよね。
この時に痛みが出ると困りますよね。
膝を曲げないと歩くことも出来なければ、ましてや走ることなんて出来ない。
正座も出来ないですよね。
歩くことが出来ないと買い物に行ったり遊びに行くことも出来ない。
そんな時はまず原因をしっかり把握して対策していきましょう。
膝周りの筋肉がかたい
まず一番考えられるのはこれでしょうね。
筋肉が使い過ぎや使わな過ぎ、加齢による変化によって
かたくなった場合です。
筋肉はかたくなると曲げ伸ばしする時に無駄な力が必要に
なります。
かたい筋肉を伸ばそうとするとどうなるか想像してみて下さい。
かたいものを無理やり伸ばそうとすると筋肉は痛いですよね??
かたい筋肉を無理やり伸ばそうとすると余計な力が
関節に伝わります。
だから関節のまわりに痛みを感じてしまうんです。
これがやわらかい筋肉であればそんなことは起こりません。
ふにゃふにゃな筋肉を無理やり伸ばそうとしても痛みは
起こりません。
痛みって実はシンプルな原因であることが多いです。
膝の疾患からくる痛みです。
まずは変形性膝関節症。
変形性膝関節症は日本人に非常に多い関節症状です。
50代の女性に多い疾患です。
女性に多く見受けられる理由は筋肉量が少なくて関節を曲げ伸ばしする時に
男性よりも多く負担がかかる。
そして関節の柔軟性が高く可動域が多いので関節をすり減るのが
男性よりも早いからだと言われています。
あとの要因としては加齢・肥満などがあります。
加齢はその名の通りで年齢を重ねるにつれてどうしても関節部分の軟骨がすり減ってしまう。肥満というのもその名の通りで体重が多くなるにつれて関節にかかる荷重が
増えてしまい結果的に関節軟骨がすり減ることにより痛みが生じます。
それに加えてО脚やX脚により軟骨のすり減るスピードが早くなる場合もあります。
関節軟骨には血管が通っていません。
血管が集まっている骨や筋肉と比べると十分な栄養が供給されていないのです。
そうなってくると骨や筋肉は炎症を起こしても再生しますが、関節軟骨は十分な栄養が供給されないため、再生が追いつきません。
関節軟骨は一度すり減ってしまうと再生は難しいのです。
その結果膝の曲げ伸ばしをする時に膝に痛みが生じるのです。
次に鵞足炎。
鵞足とは縫工筋、薄筋、半腱様筋と呼ばれる三つの
筋肉が付着する部位のことを言います。
鵞足炎は、鵞足に繰り返し負担をかけることで発症します。
サッカー・バスケットボール・水泳(平泳ぎ)など、繰り返し膝に負担がかかるスポーツをしたり、重心が内側にかかる靴を履き続けたりすると発症します。
スポーツをしていると同じ動作の繰り返しが多くなっていきます。
同じ筋肉に刺激が加わり続けることで鵞足部が刺激されてそこの炎症が
起こってしまいます。
これが鵞足炎の正体です。
急な運動などで発症した軽症の場合は、膝を休めることで自然に治ります。
痛みが強い場合はアイシングをすると良いでしょう。
初期対応を誤ってしまうと症状が長引いてしまうおそれがあるので
膝の内側に痛みを感じた時は注意して下さいね。
次に内側側副靭帯損傷。
膝の靭帯というのは前と後ろと内側と外側に存在しています。
このうち膝の関節が内側に入り過ぎないように防いでくれているのが
内側側副靭帯です。
内側側幅靭帯損傷は膝の内側が伸ばされた時に発症します。
損傷の具合としては軽く引き伸ばされたものから
部分断裂、完全断裂という様に段階が上がっていきます。
この靭帯を損傷してしまうと膝が内に入る動きの時に
強い痛みを感じてしまいます。
サポーターをしたり冷やすと早く治ります。
早い段階で処置を行わないと半月板損傷を合併して発症してしまうことも
あるので十分に注意する必要があります。
痛みに気づいたら我慢せずに早めの治療を受けて下さい。
まとめ
膝を曲げる時に一番疑っていかないといけないのは単純に筋肉の
かたさです。
かたい筋肉を曲げようとするからその筋肉が悲鳴を上げて痛みを
発生させてしまうのです。
関節が変形して痛みが出ている人というのはほんの一握りです。
なので膝を曲げた時に痛みがある方はまずは筋肉の治療をしましょう。