京都市北区、等持院駅前整体院の塚田です。今日もブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
今日は膝の痛みを手術で治そうとしているご高齢のあなたに向けてブログを書いていきたいと思います。
あなたも整形外科の先生に言われて手術を受けようとされていると思います。その前にあなたに知ってもらいたい事実があります。
この記事の目次
高齢者が膝の手術をして人工関節を入れてしまうと、、
膝の痛みで悩んでおられてどんな治療を受けても改善しない、、
痛みもどんどん強くなってきているしもう手術しかない!そんな大きな決断を下そうとしているあなたにお伝えしたいことがあります。
私に少しだけ時間を下さい。このブログを読み終えた後にもう一度手術をするかどうかの決断をされても遅くないと思います。
ご高齢のあなたが膝の手術をすることには様々なリスクがあります。
まずは人工関節を膝に入れるリスクをお伝えしていきたいと思います。
膝に変形が見られたり、膝の軟骨がすり減っている。それが原因で膝の痛みが出ているから手術でそこを治そうとされている訳です。
しかし人工関節を入れてしまうと次の様な3つのリスクがあります。
・可動域が狭まる
・リハビリが上手くいかない可能性がある
・人工関節は消耗品である
1つずつ詳しく説明していきたいと思います。
膝の可動域が狭まる
確実に言えるのは膝の手術をしてしまうとあなたの膝の動く範囲は狭まります。正座は一生出来なくなってしまいます。関節の動く範囲が狭まると歩幅も狭くなり、歩くスピードが遅くなります。
歩幅が狭くなると筋肉は萎縮しやすくなりさらに膝の痛みが悪化する可能性すら潜んでいます。
膝の手術をしたのに痛みが悪化してしまったら元も子もありませんよね。
リハビリが上手くいかない可能性がある
手術後のリハビリが失敗するケースがあります。
身体の中に人工物を入れるということは、とても大きな負担になります。ご高齢になればなるほどその負担というのは増えてしまいます。
もし人工関節があなたの膝に合わなければどうなるか分かりますか。
・痛みは消えない
・ずっと違和感がある
その結果リハビリを頑張ることを諦めて寝たきりになる方もおられます。
手術をすれば痛みは消えると思っていたのに自分の期待通りの結果が得られなかった。
その時の喪失感は計り知れないものがあります。
あなたもそうならないと言い切れますか??
人工関節は消耗品である
人工関節の耐久年数は15〜20年と言われています。
もしあなたが60歳で手術をしたら80歳の時までには再手術をしなければいけません。
あなたの膝は再手術に耐えられるでしょうか。人工関節と骨とを固定しているボルトを外して、また新たな人工関節を入れて再度ボルトを締めるわけです。
骨にかかる負担というのはとても大きいものがあります。
その負担を考慮して再手術はしない場合もあります。あなたは痛みを我慢して残りの人生を歩まないといけない訳です。
想像してみて下さい。
膝の痛みを我慢して残りの人生を歩みたいですか??
そもそもあなたの膝の手術は必要なものなのか!?
膝に人工関節を入れるリスクを説明してきましたが、もう一つ考えなければいけないことがあります。
その手術は本当にするべき必要があるのかです。
膝の変形があると整形外科の先生が取る選択肢は2つです。
膝にヒアルロン酸注射を打つか、、
手術をするかです。
なぜこの2つを選択するかお分かりですか??
それは利益になるからです。残念ながらお金儲けの道具にされている可能性があります。
毎回来る度に注射を打てば利益になる。
それで治らなければ手術をしてさらに利益を上げる。
あなたの膝は本当に手術をしなければいけないのでしょうか??
他に治る手段はありませんか??
きっとあります。本当に手術が必要なのかが分かる質問があるので答えてみて下さい。
あなたの膝の痛みの本当の原因は
病院ではこう言われます。
「膝が変形しているから痛みが出ている」
だからその変形を手術で治そうとする訳です。でもあなたに考えてほしいことがあります。
膝の変形がない人でも膝の痛みがある人はいませんか??
膝に変形があっても膝の痛みがない人はいませんか??
どうでしょうか。膝の変形があっても膝の痛みなく生活されている人は大勢おられます。
あなたの膝の痛みはこんな時に起きませんか??
朝の起き上がりが特に痛い
歩き始めが痛いが歩いていくとましになる
座っていると大丈夫だが起き上がろうとすると痛い
お風呂に入ると痛みがましになる
もし一つでも当てはまるものがあるなら、、
あなたの膝の痛みの原因は筋肉の緊張です。
関節には何の問題もありません。
なので手術をする前に筋肉の緊張を取る治療をして下さい。焦って手術をしてもなんの得もありません。
まずは筋肉の緊張を取る。
それでも治らなければその時に手術を検討されたらいいと思います。
まとめ
高齢者の方が膝の手術をするのには3つのリスクがあります。
・可動域が狭まる
・リハビリが上手くいかない可能性がある
・人工関節は消耗品である
このリスクを承知の上で手術をしなければいけません。その前にあなたの手術は本当に必要なのでしょうか??
整形外科では残念ながら利益になるからと膝の手術をすすめてくる場合があります。ほとんどの整形外科ではないと信じていますが、、
手術をする前にあなたにしてもらいたいことがあります。
それは筋肉の緊張を取り除くことです。
膝の痛みの原因の90%は筋肉に原因があります。まずはその問題を解決してそれでも治らなければ手術を検討されるという流れが最善の方法です。